【防水工事】塗膜防水とは?種類や特徴・費用まで徹底解説

塗膜防水は、雨漏りが発生している場合や、雨漏りの可能性がある場合におすすめの防水加工方法です。
しかし、「塗膜防水のことがよくわからない」「費用はどれくらいかかるの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、塗膜防水について詳しく解説します。
種類や費用などを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 塗膜防水とは何か
- 塗膜防水の種類
- 塗膜防水の費用
修工舎は、東京都、埼玉県、茨城県で防水工事や塗装工事を行っているプロフェッショナル集団です。
これまでの豊富な経験から、おおまかな要望やイメージからでもしっかりと形にできるので、お気軽にお問い合わせください。
そもそも塗膜防水って何?

塗膜防水は、塗料を塗り重ねることで防水加工する手法のことです。
防水工事の一つで、屋根や外壁などさまざまな箇所で活用可能です。
具体的には、刷毛あるいはスプレーなどを使って、液体の塗料を下地に塗ることにより被膜を作ります。
これを繰り返すことで、防水層が作られて雨漏りなどを防げます。
塗膜防水のメリット

塗膜防水には、さまざまなメリットがあります。
- 複雑な形状の箇所でも施工できる
- コストを抑えられる
- 継ぎ目がないので見た目がきれいに仕上がる
- 工事期間が短くて済む
- においが少ない
塗膜防水は液体を重ね塗る手法なので、複雑な形状の箇所でも施工できるのが強みです。
さらに、コストを抑えながらも継ぎ目のないきれいな仕上がりになるので、雨漏り対策をしたいけど費用はなるべく抑えたいという人におすすめです。
また、短期間で工事できたり、においが少なかったりと、近隣住民にも不快感を与えにくい点もメリットといえるでしょう。
塗膜防水のデメリット

さまざまなメリットがある塗膜防水ですが、一部デメリットも存在します。
- 耐用年数が短めである
- 職人のスキルに左右される
- 乾燥に時間がかかる
- 広い場所には向いていない
- トップコートの塗り替えが必要である
アスファルト防水あるいはシート防水といったほかの防水と比較すると、耐用年数が短い傾向にある点はデメリットといえるでしょう。
さらに、耐用年数は10〜15年と言われていますが、これはトップコートを5〜6年ごとに塗り替えたケースです。
トップコートを定期的に塗り替えないのであれば、耐用年数は短くなるでしょう。
また、塗膜防水にはしっかりとしたスキルが必要であり、職人のレベルによって出来栄えが左右されるので、スキルのない人にあたってしまうとムラが大きくなる可能性もあります。
塗膜防水は2種類に分けられる

塗膜防水は、大きく2種類に分けられます。
- ウレタン防水
- FRP防水
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ウレタン防水
ウレタン防水は、どのような箇所でも施工できる汎用性の高さとコストの低さが魅力です。
さらに、このあと紹介するFRP防水と比較すると、弾性があるのも特徴です。
すでにウレタン防水層がある場合は、重ね塗りもできます。
屋根だけではなく、屋上やベランダなど数多くの場所で活用可能です。
ウレタン防水については、以下の記事でより詳しく解説しています。
FRP防水
FRPはガラス繊維強化プラスチックのことで、FRP防水はガラス繊維のマットを敷き、プラスチック塗料を塗布します。
軽量かつ丈夫であることが最大の特徴で、単に防水性があるだけではなく、腐食や摩耗にも強いという魅力があります。
しかし、紫外線に弱いので屋上には向いておらず、ウレタン防水よりも費用がかかる点には注意が必要です。
ベランダ、浴室および浴槽などで活用されることが多い傾向にあります。
FRP防水の特徴については、以下の記事も参考にしてみてください。
塗膜防水の単価はどれくらい?

FRP防水の費用は1平方メートルあたり4,000〜7,500円程度で、耐用年数は10年ほどです。
一方、ウレタン防水は工法によって費用がやや異なります。
工法 | 費用(1平方メートルあたり) |
---|---|
密着工法 | 4,000〜5,500円 |
通気緩衝工法 | 5,500〜6,500円 |
ウレタン防水の耐用年数もFRP防水同様、10年程度です。
防水単価については、以下の記事も参考にしてみてください。
塗膜防水はプロに任せた方が良い!

「塗るだけなら自分でもできるかも」
「工事費用を抑えたいから自分でやる」
このように、塗膜防水を自分で行うことを考える人もいるかもしれませんが、あまりおすすめできません。
塗膜防水は塗るだけなので簡単にできると思われがちですが、技術力によって仕上がりに大きく差が出ます。
自分でやった結果、ひどい仕上がりに後悔することも少なくありません。
私たち修工舎は、防水工事も塗装工事も行っています。
確かな技術と知識を持ち合わせたスタッフが対応するので、安心してご依頼いただけます。
以下のリンクより、無料にてお問い合わせください。
塗膜防水のメンテナンス時期

塗膜防水については、最低でも5〜6年ごとにメンテナンスする必要があります。
これはトップコートを5、6年ごとに塗り替えないと、耐用年数が短くなってしまうためです。
また、以下のような症状が現れたときは、補修を検討しましょう。
- 色褪せ
- 表面のひび割れ
- 表面の剥がれ
- 雨漏り など
放置すると劣化が進むので、早めに対応しましょう。
塗膜防水についてよくある質問

塗膜防水についてよくある質問を見ていきましょう。
- 塗膜防水とほかの工法の違いは何ですか?
- 塗膜防水の施工業者を選ぶコツはありますか?
よくある質問に目を通すことにより、塗膜防水への知見も深まります。
それぞれの回答を確認してください。
塗膜防水とほかの工法の違いは何ですか?
防水工事には、塗膜防水のほかにシート防水やアスファルト防水があり、使い分けが可能です。
塗膜防水は複雑な施工箇所に向いており、シート防水は広い平面に向いているという違いがあります。
また、アスファルト防水の耐用年数は15〜25年ほどと塗膜防水よりも長い傾向にあります。
アスファルト防水については、以下の記事で詳しく解説しています。
塗膜防水の施工業者を選ぶコツはありますか?
塗膜防水の施工業者を選ぶコツは、以下のとおりです。
- 専門知識と豊富な実績があるか
- 見積もりが高すぎたり安すぎたりしないか
- アフターフォローは充実しているか
専門知識や実績の豊富さについては、施工業者が公開している公式サイトなどで確認できるでしょう。
見積もりについては、3社以上から取り寄せることで比較検討できます。
また、アフターフォローについても、どこまで対応してくれるか確認しておくと安心です。
まとめ|塗膜防水なら修工舎にお任せください!

塗膜防水は、雨漏りなどに対処するための防水工事の一つです。
複雑な形状の箇所でも施工できたり、費用を抑えられたりというメリットがあります。
しかし、耐用年数が短めであったり、広い場所には向いていなかったりとデメリットもあるので注意しましょう。
また、塗膜防水は技術力によって見栄えに大きな差が出るので、プロに任せることをおすすめします。
修工舎は、現地の調査からアフターフォローまで一貫して対応しており、お客さまに寄り添ったサービスが高評価をいただいております。
「雨漏りが心配」「防水工事について相談したい」という人は、ぜひ一度ご連絡ください。