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住宅の外壁塗装にかかる費用相場は?塗り替えの目安や安くおさえるコツを紹介

防水工事

新築時から年数が経過して色褪せや塗装の剥がれなどの劣化が目立つようになった場合、外壁塗装を検討される方が多くいらっしゃいます。

しかし、外壁塗装は頻繁に行うものではないため、どれくらいの費用がかかるのか不安に感じているかもしれません。

また、仮に塗り替えを行う場合はどのようなタイミングで行うべきなのかという目安を知ることができれば、今すぐに行うべきなのか、もう少し様子見をした方が良いのかが分かるでしょう。

このような情報を知ることで、外壁塗装をより具体的に検討できるかもしれません。

そこで今回は、住宅の外壁塗装にかかる費用相場や塗り替えの目安、費用をおさえるコツなどについてご紹介いたします。

外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装には相応の費用がかかるため、施工を行うのは後回しにしたいと考えている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、外壁塗装を行わないでいると、さまざまな問題が起こるのです。

ここでは、外壁塗装をしないとどうなるのかをご紹介いたします。

美観が損なわれる

外壁塗装を行わないまま築年数が経過した場合、外壁の色褪せや変色といった劣化サインが見られるようになります。

また、コケやカビが発生して、見た目が古びた建物のようになる可能性もあるのです。

このように美観が損なわれた住宅では、来客時に不審がられてしまうことや気持ちよく生活ができなくなるといった問題が起こるため、外壁塗装が必要なのです。

住宅の劣化が進む

外壁を保護する塗装の劣化が進んだ場合、紫外線や雨水による外壁のひび割れなどのような問題が起こるかもしれません。

さらに、ひび割れした箇所や塗装が劣化した箇所から雨水が住宅の内部に浸入して、梁や柱などの重要な箇所に腐食を引き起こす可能性もあるのです。

結果として、雨漏りの発生や建物の耐久性が低下するというトラブルの原因になりかねません。

外壁塗装を怠ると住宅の劣化が進み、寿命が短くなるため要注意です。

外壁塗装で使う塗料の種類

外壁塗装で使用される塗料には、いくつか種類があります。

これは塗料に含まれる樹脂にいくつか種類があり、その種類によって特徴が大きく異なるからです。

外壁塗装で使用されることが多い塗料としては、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料などがあります。

アクリル塗料には、他の塗料よりも価格が安いといった特徴があります。

ただし、耐用年数が3年から8年といったように比較的短いため、塗り替えを何度も行いたい方や長期間使用する建物ではない場合に最適です。

ウレタン塗料は、木部から鉄部までどのような場所であっても塗装できるといった特徴があります。

耐用年数が5年から10年であるため、外壁塗装で採用されることが多いです。

シリコン塗料は、近年で最もスタンダードな塗料です。

値段と耐久性のバランスが良く、色の種類も豊富であるため外壁塗装の際に非常に使いやすいでしょう。

耐用年数が7年から13年であるため、比較的長持ちします。

さらに、価格があまり高くないといった魅力があります。

フッ素塗料は耐久性が高く品質が良いため、スカイツリーにも採用されている塗料です。

耐用年数は13年から15年以上であるため、公共の建物などに使用されるほど信頼性が高いといった特徴があります。

ただし、価格が高いため、住宅の外壁塗装では予算オーバーしてしまうかもしれません。

他にも高品質な塗料や近年登場した塗料など、さまざま種類が存在するため、塗装工事業者に相談して適切な塗料を選択していきましょう。

住宅における外壁塗装の費用相場は?

外壁塗装にかかる費用は、主に塗料代、工事単価、足場代などで構成されています。

そのため、採用する塗料の種類によって金額が大きく変動するのです。

例えば、アクリル塗料であれば1㎡あたり1,000円から1,500円、ウレタン塗料では1㎡あたり1,800円から2,000円となります。

また、シリコン塗料は2,500円から3,500円、フッ素塗料であれば1㎡あたり3,500円から5,500円などのように、耐用年数が長く品質が良いものであれば相応の費用が必要になるでしょう。

これに加えて工事単価や足場代を含めると、おおよそ80万円から140万円くらいが相場となります。

ただし、施工する業者によって金額が異なるケースがあるため、事前に見積もりを依頼してから検討しましょう。

外壁塗装の塗り替えの目安は?

外壁塗装を行う場合、適切なタイミングというものがあります。

このような適切なタイミングは、事前知識があると見極めることが可能です。

ここでは、外壁塗装の塗り替えの目安についてご紹介いたします。

築年数が10年経過したとき

外壁塗装の塗り替えのタイミングの1つの目安は、10年とされています。

これは、新築時に塗布された塗料の寿命が10年前後であり、それを過ぎると防水層が機能を失い建物の保護ができなくなるからです。

10年経過しても放置していると、外壁の破損や雨漏りが発生する可能性が高いため、適切なタイミングで施工を検討しましょう。

劣化症状が見られるとき

仮に10年を経過していなくても劣化症状が見られる場合には、早急に外壁塗装を行う必要があります。

劣化症状は色褪せなどの見た目の変化や、コケやカビなどの発生、外壁のヒビ割れや塗膜の浮きなどのような一目で異常が分かるものが多いです。

また、見た目だけではなく手で触った際に粉が付着するチョーキング現象も要注意です。

チョーキング現象が起こっていると塗膜が防水機能を失っている状態であるため、雨漏りが起こるかもしれません。

他にもいくつかの劣化症状がありますが、外壁に何かしらの異変が発生した場合はすぐに外壁塗装業者に相談することをおすすめします。

外壁塗装の費用を安くおさえるコツ

相応の費用がかかる外壁塗装は、ちょっとしたコツで費用を安くおさえることが可能です。

ここでは、外壁塗装の費用を安くおさえるコツをご紹介いたします。

相見積もりを取る

外壁塗装は施工する業者によって金額が異なるケースがあるため、比較検討するという意味でも複数の業者に見積もり依頼をする相見積もりが効果的な方法です。

複数の業者の見積もり書の金額や内容を比較検討することで、よりニーズに沿った施工を実現できます。

さらに、価格が安い見積書を活用すると、他の業者に価格交渉をできるかもしれません。

1社だけに依頼するよりも、複数の業者に見積もりを依頼することが大切なポイントになります。

補助金などを活用する

省エネ効果がある塗料を使用するなど、定められた条件を満たしていれば自治体から補助金が下りることがあります。

補助金の適用範囲や金額は各自治体によって異なるため、事前の確認が必須です。

確認するためにはインターネットや担当部署への電話での問い合わせなどの、さまざまな方法があります。

火災保険を適用する

台風や大雪などで外壁が劣化した場合、火災保険を活用することで保険金を受け取ることが可能です。

ただし、事前に保険に加入していることや、3年以内の被害であること、定められた自然災害が原因であると認められることなどといった条件があります。

自然災害によって破損した場合は、火災保険を活用することをおすすめします。

屋根塗装などまとめて行う

先ほどもご紹介したように、外壁塗装工事にかかる費用の内訳には足場代が含まれています。

そのため、屋根塗装などとまとめて行うことで費用をおさえた施工が可能になるのです。

例えば、それぞれの工事を別々に行った場合、外壁塗装工事(塗料代+工事単価+足場代)と屋根塗装工事(塗料代+工事単価+足場代)といった内訳になります。

しかし、外壁塗装工事と屋根塗装工事を同時に行うことで、外壁塗装工事(塗料代+工事単価)と屋根塗装工事(塗料代+工事単価)+足場代といった内訳になるため、足場代が1回で済むのです。

このようにすれば費用を安くおさえられるため、施工の際には工事を同時に行うことをおすすめします。

まとめ

外壁塗装工事には相応の費用がかかるため、可能な限り費用をおさえたいという方が多くいらっしゃいます。

このような方は、使用する塗料の種類を熟考したり、依頼時に工夫したりすることをおすすめします。

優良な業者に依頼すると、予算に応じた適切なプランの紹介や丁寧なサポート、高品質な施工を行ってくれる可能性が高いため、必ず信頼できる専門業者に相談しましょう。

外壁塗装は建物を守るために欠かせないものであるため、費用をおさえる工夫をしつつ適切なタイミングで行うことをおすすめします。

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