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コーキングのやり方を徹底解説|費用相場やシーリングとの違いは?

修繕工事
コーキングのやり方を徹底解説|費用相場やシーリングとの違いは?

築年数が経つと、建物の隙間や継ぎ目を密封しているコーキング剤の劣化が気になってきますよね。

コーキング剤の劣化を放置していると雨漏りなどの原因になり、建物の劣化を早めてしまいます。

そこで本記事では、コーキングのやり方について詳しく解説します

また、費用相場やシーリングとの違いについても解説するため、コーキングについて詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • コーキングのやり方
  • コーキングに必要な道具
  • コーキング工事とシーリング工事の違い

修工舎は、修繕工事や塗装工事に関するプロフェッショナルです。

知識、実績ともに豊富であるため、安心してご依頼可能です。

建物の隙間や継ぎ目が気になってきた人は、以下のリンクからいつでもご連絡ください。

コーキング工事とは?シーリング工事との違い

コーキング工事とは?シーリング工事との違い

コーキング工事は、大きく2種類あります。

  • 打ち替え
  • 増し打ち

また、シーリング工事との違いについても見ていきましょう。

打ち替え

打ち替えでは、すでにあるコーキング剤をすべて撤去して、新しくコーキング剤を充填します。

劣化した箇所はなくなり、すべて新品のコーキング材となるため、耐久性が高まるのがメリットです。

ただし、もともとのコーキング材をすべて撤去しなければならないので、手間と時間がかかる点がデメリットといえるでしょう。

増し打ち

増し打ちは、すでにあるコーキング剤の上に新しくコーキング材を重ね塗りします。

打ち替えとは、撤去するか重ね塗りするかという点で異なります。

撤去する作業が必要ないため、作業時間が短くなるのが魅力です。

ただし、すでにあるコーキング剤の劣化が激しい場合は増し打ちで対応するのは難しいでしょう。

また、剥がれやすくなるケースもある点には注意が必要です。

コーキングについての理解を深めたい場合は、以下の記事も併せてご覧ください。

シーリング工事との違い

厳密にいえば、コーキングは油性コーキング剤のことを指しており、シーリングは防水性、気密性を高める機能のある充填剤全般のことです。

しかし、日本においてはコーキング工事とシーリング工事は呼び方が異なるだけで、同じ意味として扱われています。

そのため、コーキング工事とシーリング工事は同じものだと認識しておいて良いでしょう。

コーキングに必要な道具7つ

コーキングに必要な道具7つ

コーキングに必要な道具は、大きく7つあります。

道具名説明
コーキング剤穴やひびを埋める材料
コーキングガンコーキング剤を押し出す道具
カッター古いコーキングを撤去するのに使う
マスキングテープコーキング剤が不要な箇所につくのを防ぐ
ヘラ表面を平らにするために使う
プライマーコーキング剤と接着面をしっかりくっつけるための材料
ハケプライマーを塗る際に使用する

コーキングにはさまざまな道具が必要で、揃えるのにやや手間がかかるでしょう。

コーキング材は大きく4種類

コーキング材は大きく4種類

コーキング材は、大きく4種類あります。

  • シリコン系
  • 変成シリコン系
  • アクリル系
  • ウレタン系

選ぶ材料を間違えると、コーキングが失敗する可能性があります。

それぞれの特徴を確認しましょう。

シリコン系

コーキングで最もよく使われるのがシリコン系です。

たとえば、キッチンや浴槽の補修に用いられます。

耐水性や耐久性に優れており、比較的安いというメリットもあります。

しかし、外壁塗装には向いていないため注意が必要です。

変成シリコン系

シリコンと名前がついていますが、シリコン系とは特徴が異なります。

硬化のスピードが速く耐候性があり、上から塗装も可能であるため、外壁や板金加工に向いています。

しかし、価格が高い傾向にあり、シリコン系よりも耐久性が低い点はデメリットです。

アクリル系

水性で扱いやすく、クロスの下地処理や内装の目地などに使用されることの多いコーキング剤です。

湿っている場所でも施工できるのが魅力です。

ただし、耐候性が悪く、硬化した後に肉痩せしやすい傾向にあるため、外壁での使用はおすすめしません。

ウレタン系

価格が安い傾向にある上、耐久性も高く、ゴムのような弾力性があるのが大きな魅力です。

そのため、外壁の目地、ひび割れなどの修復におすすめです。

しかし、紫外線には弱く、外壁に用いるのであれば絶対に上から塗装しなければいけません。

さらに、硬化に時間がかかる、乾燥するまで紫外線を当ててはいけないなど、注意点も多くあります。

コーキングのやり方を施工箇所別に紹介

コーキングのやり方を施工箇所別に紹介

コーキングのやり方を施工箇所別に紹介していきます。

  • お風呂
  • 室内
  • キッチン
  • 外壁

それぞれのやり方を見ていきましょう。

お風呂のコーキングのやり方

まずは、カッターを使いながら古くなったお風呂のコーキング剤を撤去していきます。

このとき、浴槽、壁に傷がつかないように十分に注意してください。

撤去が済んだらマスキングテープを貼り、新しいコーキング剤を打ちます。

コーキングは打ちっぱなしではなく、ヘラで平らにならしていきましょう

最後にマスキングテープを剥がし、コーキング剤が固まったら施工完了です。

室内のコーキングのやり方

室内のコーキングを行う際は、内装用のコーキング剤と仕上げ用のスポンジやタオルを用意してください。

最初に、コーキング部分を掃除しましょう。

水気がある場合は、水分を残さないように注意が必要です。

次に、壁紙あるいは天井の角など隙間に対してコーキング剤を打っていきます。

ムラができないように薄く塗るのがおすすめです。

最後に、スポンジあるいはタオルを水で濡らしてコーキング剤を隙間に押し込むようにして拭いていきます。

万が一ムラのある場合は、一緒に拭き取っておきましょう。

キッチンのコーキングのやり方

キッチンのコーキングは、次のステップで進めてください。

  1. 古いコーキング剤に切れ目を入れて撤去する
  2. マスキングテープを使って養生する
  3. プライマーを塗る
  4. 新しいコーキング剤を打つ
  5. 打ったコーキング剤を平らにする
  6. 固まったら完了

キッチンなどの水回りは、コーキング剤がないとカビなどが発生しやすくなります

周囲の設備の劣化を招くことにもなりかねないため、早めに対処しましょう。

外壁のコーキングのやり方

外壁コーチングについては、打ち替え工法を紹介します。

最初にカッターなどを使って、古いコーキング剤を撤去してください。

切れ目を入れるとつまみ出せるケースもありますが、必要に応じてペンチを使って取り出しましょう

古いものを撤去できたら養生して、プライマーを塗っていきます。

その後、コーキングガンを使い目地にコーキング剤を充填します。

コーキング剤を押さえ込むようにして、均一にならしたら修復完了です。

コーキング工事のタイミングなどを知りたい人は、以下の記事もご確認ください。

コーキング工事をプロに任せた方が良い理由

コーキング工事をプロに任せた方が良い理由

コーキングは自分でもできるのですが、わずかに隙間ができていたり、施工が不十分な箇所があったりすると、水漏れの原因になります。

結局すべてをやり直すはめになることもあるでしょう。

また、施工内容によっては高所作業が発生します。

高所作業は大変危険で、怪我をする可能性も否定できません。

その点、プロに任せればミスなく丁寧な作業で完璧に仕上がります

私たち修工舎は、コーキング作業を含めた修繕工事や塗装工事の専門家です。

お客様に寄り添った提案をしており、あなたにぴったりのプランを提案可能です。

コーキングを検討している人は、以下のリンクより一度お問い合わせください。

コーキング工事をプロに任せたときの費用相場

コーキング工事をプロに任せたときの費用相場

コーキング工事をプロに任せたときの費用相場は、次の表のとおりです。

工事の種類単価(1平方メートルあたり)
打ち替え900〜1,200円程度
増し打ち500〜900円程度

打ち替えは一度古いコーキング剤を撤去する必要があるため、増し打ちよりも費用が高い傾向にあります。

ただし、表はあくまで目安なので、詳細を知りたい場合は業者へ直接確認しましょう。

コーキングのやり方についてよくある質問3選

コーキングのやり方についてよくある質問3選

コーキングのやり方についてよくある質問に回答します。

  • コーキングが固まるまでどのくらい時間がかかりますか?
  • コーキングでプライマーを塗らないとどうなる?
  • コーキングが剥がれるのはなぜですか?

理解を深めるために、それぞれの回答にも目を通しましょう。

コーキングが固まるまでどのくらい時間がかかりますか?

コーキングが固まるまでは、数時間から3日程度かかります。

種類によって異なるため、どの材料を使うかによってスケジュールをしっかりと検討しなければいけません。

また、完全に乾燥していなくても使える可能性があるため、詳細は業者に確認してください。

コーキングでプライマーを塗らないとどうなる?

プライマーを塗らないと、コーキングが剥がれやすくなってしまいます

たとえば、築年数のモルタルは表面が崩れやすく、モルタルの表面を崩れにくくするためプライマーを塗る必要があります。

プライマーを塗った方が、コーキングが長持ちするのです。

コーキングが剥がれるのはなぜですか?

コーキングは、紫外線により材料自体が変質して劣化し、剥がれます

さらに、コーキングは建物の変形に合わせて伸縮し、伸縮を繰り返しているとコーキングが剥がれやすくなります

また、施工不良のケースはいうまでもなく、コーキングが剥がれる原因です。

まとめ|コーキングを検討しているなら修工舎にお任せください!

コーキングは、建物の隙間や継ぎ目の部分などを修復することです。

内装や浴室などの目地にも行われます。

コーキング剤が古くなると水漏れなどの原因となり、建物や設備の劣化を早めてしまいます。

そのため、コーキング剤の劣化に気付いたら、速やかに専門業者へ依頼しましょう。

私たち修工舎は、さまざまな資格を持つスタッフが多数在籍しています

豊富な知識とノウハウがあるため、安心してコーキングを任せていただけます。

コーキングを考えている場合は、以下のリンクから修工舎にお気軽にご連絡ください。

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