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工場や倉庫の改修工事にかかる費用は?業者を選ぶポイントなど徹底解説

修繕工事

工場や倉庫は、製造業や配送業をはじめとするさまざまな企業が運営を行うために欠かせない資産です。

しかし、年数が経過することで経年劣化が生じ、不具合や破損が生じてしまいます。

そのため、適切なタイミングで改修工事を行うことが必要になります。

その際に費用の目安について事前に知っておくことは非常に大切です。

また、改修工事を依頼するのであれば、業者選びも重要なポイントでしょう。

そこで今回は、工場や倉庫の改修工事にかかる費用や、業者選びのポイントについてご紹介いたします。

工場や倉庫の改修工事の内容

工場や倉庫は、マンションや戸建て住宅とは構造や用途が大きく異なります。

そのため、改修工事の内容も異なると捉えておく必要があるでしょう。

改修工事を検討する場合には、どのような施工を行うのか事前に知っておくことで、施工のイメージがしやすくなります。

ここでは、工場や倉庫の改修工事の内容についてご紹介いたします。

屋根の改修

工場や倉庫の屋根が劣化した場合、屋根から雨水が垂れてくることが多々あります。

この状態を放置していると、建物内にある製品・備品・荷物が濡れたり、破損してしまったりするかもしれません。

そのため、屋根の改修を適切なタイミングで行うことはとても重要です。

ここでは、屋根の改修工事についてご紹介いたします。

屋根塗装

屋根は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、建物の中でも最も劣化が進みやすい箇所です。

そのため、適切なタイミングで屋根塗装を行うことは、屋根の寿命を延ばすことに繋がるのです。

また、塗料にはさまざまな機能が付与されているため、遮熱や断熱効果を持たせることもできます。

屋根塗装を行うことで屋根材の劣化を未然に防ぎ、なおかつ工場や倉庫の環境を快適に保つといった効果が見込めるのです。

屋根材の修繕

屋根塗装を行っていても、年数が経過すれば屋根材の劣化は進んでしまいます。

劣化の症状が進み屋根材に破損が生じると、雨漏りが生じて大きなトラブルの原因になりかねません。

そこで、屋根材の修繕工事を行う必要があります。

屋根材の修繕は、大きく分けて葺き替え工事とカバー工法に分類できます。

葺き替え工事とは、劣化した既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に交換する工事のことです。

一方で、カバー工法とは既存の屋根材を撤去せずに、上から新しい防水シートと屋根材を設置する工事のことを指します。

屋根材の修繕を行う場合、自身の考えにマッチした工法の選択が必要になります。

外壁の改修

工場や倉庫の外壁を改修する場合、塗装工事を行うことが多々あります。

建物の美観を保つために行われる外壁塗装ですが、実はそれだけではなく建物を守る役割もあるのです。

工場や倉庫の外壁は、年数が経過することでひび割れや塗装の剥がれが生じ、雨水が内部に浸入する可能性が高まります。

建物内部に入り込んだ雨水は、雨漏りを発生させたり、場合によっては建物内部の柱や梁などに腐食を生じさせるといった原因になりかねません。

結果として、建物の寿命を短くすることや、耐震性を大幅に下げることへと繋がるのです。

このような事態を防ぐためにも、雨水から建物を守る外壁塗装は必要です。

工場や倉庫を改修するタイミング

工場や倉庫の改修を検討する場合、適切なタイミングがあります。

このタイミングを誤った場合、建物の寿命を縮めてしまったり、多くの費用がかかってしまったりしてしまいます。

ここでは、工場や倉庫を改修するタイミングについてご紹介いたします。

耐用年数を過ぎたとき

屋根材や外壁塗装で使用する塗料には耐用年数が設定されており、それを過ぎたときが改修を行うタイミングです。

使用する塗料のグレードによって耐用年数が異なるため、前回の施工でどの塗料を使用したのかによってタイミングが異なります。

例えば、ウレタン塗料であれば7年〜10年、シリコン塗料であれば10年〜13年が耐用年数の目安です。

また、グレードの高いフッ素塗料であれば13年〜15年が目安となります。

劣化の症状が見られるとき

耐用年数を過ぎていない場合でも、屋根や外壁に劣化症状が見られた場合には、改修を早急に行いましょう。

劣化の症状にはいくつか種類がありますが、雨漏りやひび割れなどが例に挙げられます。

他にも、塗装の剥がれや膨らみ、色褪せなども劣化の症状に該当します。

これらの症状を放置していると、次第に悪化していく可能性があるでしょう。

そのため、屋根・外壁のそれぞれに異変があれば、早急に専門業者に相談しましょう。

工場や倉庫の改修工事にかかる費用

工場や倉庫の改修を検討する場合、どれほどの費用がかかるのか気になる方も多くいらっしゃるでしょう。

ここでは、改修工事にかかる費用の目安をご紹介いたします。

屋根の改修費用

屋根塗装は使用する塗料のグレードによって費用が異なります。

仮にウレタン塗料の場合には1㎡あたり1,800円が目安となります。

また、シリコン塗料は1㎡あたり2,000円、フッ素塗料では1㎡あたり2,500円が費用目安です。

一方で、屋根の改修の場合は、施工方法によって費用が異なります。

葺き替え工事は1㎡あたり10,000円〜50,000円、カバー工法で1㎡あたり5,000円〜15,000円となります。

外壁の改修費用

外壁塗装には、シリコン塗料やウレタン塗料が使用されることが多々あります。

これらの塗料を使用した場合、1㎡あたり2,000円〜3,000円が費用の目安です。

ただしこれはあくまでも目安となるため、詳しい金額を知りたい場合には専門業者に相談することをおすすめします。

工場や倉庫の改修工事を依頼する業者を選ぶポイント

工場や倉庫の改修工事を依頼する際には、業者選びのポイントがあります。

このポイントを押さえておかなければ、施工中や施工後にトラブルが発生するかもしれません。

ここでは、業者選びのポイントについてご紹介いたします。

工場や倉庫の施工実績が豊富な業者に依頼する

業者選びのポイントとして、施工実績を確認することが挙げられます。

施工実績が豊富な業者であれば、施工に慣れているため、要望に対して柔軟に対応してもらえるでしょう。

また、経験が豊富であることから、施工の品質が高く、施工不良などのトラブルも起きにくいでしょう。

専門業者は自社のホームページを運営しており、そこに施工実績が掲載されていることが多々あります。

依頼前にホームページを確認して、実績や施工実績が掲載されている専門業者に依頼することをおすすめします。

見積書の記載内容を確認する

見積書の記載内容によって、信頼できる専門業者かどうかが判断できます。

見積書の内容は専門業者ごとによって書き方が大きく異なりますが、中には大雑把な内容で作成されるケースがあります。

例えば「〇〇工事一式」といったように全ての工程が一括りにされていると、一見するとどのような施工を行うのか・適切な金額なのかが分かりません。

その場合、必要な施工が行われていない・不要な施工が行われている・相場よりも高い費用で施工されているといった問題が起こる可能性があります。

そのため、細かく丁寧に記載されている業者に依頼する方がトラブルのリスクが低くなるでしょう。

依頼する業者を検討する際には、見積書の記載内容をよく確認しましょう。

保証やアフターサービスの内容を確認する

専門業者の中には、施工にトラブルが生じた場合に備え、保証を用意している業者があります。

保証があれば、万が一トラブルが生じても無償で対応してもらえるため、安心して施工を任せることができるでしょう。

また、施工後の定期的な連絡や状況確認、点検などアフターサービスが手厚い専門業者もあります。

このような保証やアフターサービスが充実している専門業者であれば、安心して依頼することができます。

そのため、工場や倉庫の改修を行う場合、保証やアフターサービスを確認することが重要です。

まとめ

工場や倉庫の改修工事は、定期的に行わなければ建物の劣化が進んでしまいます。

劣化を放置していると、思わぬトラブルが起こりかねません。

主に屋根や外壁は劣化しやすい箇所であるため、適切なタイミングで信頼できる専門業者に相談することが大切です。

今回は改修にかかる費用や業者選びのポイントなどをご紹介いたしました。

今後、工場や倉庫に異変が生じた場合、すぐに専門業者に相談できるように今から準備を進めておきましょう。

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