【駐車場・駐輪場】ライン引き工事の役割とは?工事の流れや費用相場など徹底解説
駐車場や駐輪場に引かれていることが多い白いラインには、重要な役割があります。
白いラインの有無によって、駐車場や駐輪場の使い勝手の良さに影響が出ると言っても過言ではありません。
このような特徴のある駐車場・駐輪場のラインですが、施工内容や費用相場といった施工に関する情報を知らない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、駐車場・駐輪場のライン引き工事の役割や工事の流れ、費用相場についてご紹介いたします。
ライン引き工事とは?
駐車場や駐輪場に目印となる白いラインを設置する工事のことを、ライン引き工事と言います。
私たちが普段何気なく目にしているラインは、実は重要な役割を担っているものなのです。
ここでは、ライン引き工事についてご紹介いたします。
ライン引き工事の役割
ライン引き工事は、駐車するスペースを作る役割を担っています。
ラインがあればドライバーはそれを目印にして駐車できるため、快適に利用できるようになるでしょう。
また、ラインにより駐車スペースが明確になれば、どのドライバーも一定間隔で駐車できるようになります。
駐車場の限られた空間を最大限活用できるようになるため、より多くの車が駐車可能になるのです。
他にも、ラインには駐車場内での事故を防く効果も見込めます。
ラインを引いていない駐車場では車同士の間隔が狭くなるため、接触事故が起こるリスクが高くなります。
しかし、ラインを引いて駐車スペースを区別することで接触事故が起こるリスクを下げられるため、安全に駐車場を利用できるようになるのです。
このように、ライン引き工事には駐車場の利便性や安全性を向上させる役割があります。
ライン引き工事の主な流れ
ライン引き工事を行う場合、さまざまな工程が必要となります。
どのような流れで施工が行われるのかを知っておくことで、施工を検討する際には施工業者と打ち合わせしやすくなるでしょう。
ここでは、ライン引き工事の主な流れについてご紹介いたします。
1. 現場確認
施工の前に現場の状況を確認する必要があります。
具体的には路面状況や施工箇所の面積などの確認です。
確認が不十分であると施工時にトラブルが発生する可能性が高まるため、現場確認を徹底して万全の状態で施工できるように準備を進めていきます。
2. 墨出し
状況の確認を終えたら、次は墨出しです。
墨出しとは、ラインを引く位置を確認して下書きを行う作業のことです。
この作業は正確なラインを引くために重要であり、ここでミスがあれば後々大きな問題になりかねません。
そのため、慎重な作業が求められます。
3. 養生
ラインを引く際に誤って周辺を汚さないようにするために、養生テープなどのアイテムを用いて周辺を養生します。
養生をしっかり行うことできれいなラインが引けるため、高品質なライン引き工事には欠かせない工程です。
4. プライマー塗布
ライン引きのためには、専用の機械を用いて加熱した塗料を塗布する必要があります。
しかし、ただ塗料を塗布するだけでは、施工後に塗料が落ちてしまうかもしれません。
そこで、この工程では塗料の密着性を高めるためのプライマー塗布を行います。
プライマーを使用することにより、ラインの耐久性が向上するため長くラインを利用できるようになるでしょう。
5. ライン引き
プライマー塗布が完了したら、次はライン引き作業です。
墨出しで作成した下書きに沿って、まっすぐなラインを引いていきます。
その際に、ラインを引く箇所にゴミが付着していないかを確認しながら慎重に進めていかなければいけません。
ゴミなどの不純物が付着するとラインの寿命低下や施工後のトラブルに繋がるからです。
6. 完了
ここまでの手順を終え、養生テープや使用した器材を全て撤去すれば作業完了です。
施工業者は作業完了時にラインの品質チェックや、ゴミ・機材の回収し忘れがないかをしっかりと確認します。
ライン引き工事はプロの業者に依頼しよう!
ライン引き工事を検討している方の中には、DIYで仕上げようとしている方がいらっしゃるかもしれません。
DIYでライン引き工事を行えれば費用の節約に繋がるため、経済的な負担を軽減できるでしょう。
しかし、この方法はあまりおすすめできません。
ライン引き工事を検討する際には、プロの業者にお任せすることをおすすめします。
DIYをおすすめしない理由
先ほどはDIYでライン引き工事を行うことをおすすめしないとお伝えしました。
しかし、なぜDIYがおすすめできないのか疑問に感じる方も多いでしょう。
ここでは、DIYをおすすめしない理由についてご紹介いたします。
うまくラインを引けない
本来、ラインはプロである専門業者が施工することにより、まっすぐできれいな仕上がりになります。
しかし、知識や経験がない方が施工した場合、ラインが真っ直ぐに引けずに歪な形になってしまうことが起こり得るのです。
また、ラインの引き方を誤ると車や自転車同士の間隔が近くなり、接触事故が起こるリスクも高まります。
ラインを真っ直ぐに引くことは想像以上に困難な作業であるため、施工を検討するのであれば専門業者にお任せすることをおすすめします。
施工後の不具合が発生する
ライン引きをDIYで行った場合、施工後にムラなどの不具合が発生する可能性があります。
施工時に周辺の清掃を行って不純物が混ざらないようにしたり、プライマーを使用したりなどの対策を講じることで、このような不具合の発生を防げます。
しかし、DIYで施工する場合には慎重に注意しながら進めていても、不純物が入り込んだりプライマーの効果が発揮されなかったりすることが起こり得るでしょう。
そのため、高品質なラインを実現するために、DIYではなくプロにお任せするのが確実だといえるでしょう。
ライン引き工事の費用相場
ライン引き工事を専門業者に依頼した場合、50mまでであれば60,000円から80,000円前後が費用相場になります。
ただし、50mを超える場合や2本線で施工を行うダブルタイプの場合、文字・マークを付ける場合などには別途費用がかかる点には注意が必要です。
ご希望の施工内容によって料金が変動するため、施工を検討する際には専門業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
ライン引き工事は修工舎にお任せください!
修工舎は、東京都中央区を中心に、埼玉県・千葉県・茨城県の一部などのエリアにて塗装工事・防水工事・修繕工事などのご依頼を承っております。
弊社は現場確認から施工、アフターサービスまで一貫して対応しているため、施工後の迅速な対応だけではなく施工後のフォロー体制も万全です。
また、豊富な知識と資格を保有するベテランスタッフが多数在籍しているため、高品質なサービスのご提供が可能です。
このような強みを有する修工舎では、駐車場・駐輪場におけるライン引き工事も承っております。
施工をご検討の際には修工舎にお任せください。
修工舎の施工事例
修工舎では、駐車場・駐輪場におけるライン引き工事を承っております。
ここでは、弊社が手がけた世田谷区における分譲マンションの駐輪場ライン引き工事についてご紹介いたします。
年数が経過して消えかかっていた既存ラインの引き直しが施工内容です。
最初に、塗装面のケレン・清掃を行い、脆弱部を入念に除去いたしました。
その後、きれいな仕上がりを実現できるようプライマーを塗布し、塗料を数度塗布する作業です。
施工前と施工後では駐輪場の雰囲気が大きく変わったため、これまで以上に使いやすい環境になりました。
下記にて施工時の写真を掲載しているため、施工をご検討中の方はぜひご覧ください。
https://www.shukosha.co.jp/blog/gaikou/147185
まとめ
駐車場・駐輪場におけるラインは利便性や安全性を向上させる役割を担っているため、定期的に施工を行い、常にきれいな状態を維持することが欠かせません。
そのため、信頼できる業者に施工を依頼することが重要です。
修工舎は、高品質な施工や安心安全のアフターサービスなどのご提供に努めております。
施工の際にはお客様に寄り添ったご提案を常に行っているため、ご満足いただけるサービスのご提供が可能です。
ライン引き工事をご検討の際には、まずは修工舎へご相談ください。