屋根塗装の見積もりで損しない!業者選びに役立つ5つのポイント
建物に施されている塗装は、年数が経過することにより劣化が生じるため、本来の機能が失われることがあります。
この状態を放置していると建物の不具合を招き、寿命低下などの問題に繋がる可能性があるため、定期的に塗装工事を行う必要があります。
特に常に雨や紫外線の影響を受けている屋根は、他のどの箇所よりも劣化が生じやすいため、塗装工事を実施することが欠かせません。
塗装工事を検討する場合は業者へ見積もりを依頼し、正式に施工を依頼することが一般的な流れです。
その際に業者選びを誤ると後々トラブルが生じるケースがあるため、慎重に決める必要があります。
そこで今回は、屋根工事における業者選びのポイントを5つご紹介いたします。
屋根塗装工事を検討中で業者選びに悩まれている方は、ぜひ今回ご紹介するポイントを参考にしてみてください。
屋根塗装の費用相場
2階建ての戸建て住宅で屋根塗装を行った場合の費用相場は、おおよそ40万円から60万円前後です。
屋根塗装を行う場合は作業費用に加えて塗料などの材料費、足場などの諸経費が発生します。
この相場は、これらの費用をすべて加味した上で塗装面積50㎡から80㎡を想定した金額となります。
ただし、屋根塗装は建物の規模や使用する塗料のグレードによって費用が変動するため、相場と金額が異なるケースもあり、注意が必要です。
建物の規模が大きくなれば施工範囲も広がるため、費用もその分大きくなっていくでしょう。
自身の住む建物で屋根塗装を行う場合の詳しい費用を知りたい際は、専門業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
屋根塗装の見積もりで確認すべきポイント
屋根塗装を検討する場合、最初に行うことは専門業者への見積もりの依頼です。
しかし、その際に見積書の内容を慎重に確認していないと、大きなトラブルが生じる可能性があります。
ここでは、屋根塗装の見積もりで確認すべきポイントについてご紹介いたします。
1.見積もり項目がそれぞれ明記されているか
見積書の書き方は業者ごとに異なりますが、見積もり項目がそれぞれ明記されているかどうかは必ず確認しましょう。
場合によっては、「屋根塗装工事一式」といった形でひとまとめにされているケースも珍しくありません。
仮にこのような見積内容のままで詳しく確認せずに依頼すると、必要な施工が含まれていない・不要な施工が含まれているといったことが起こり得るのです。
その場合は、途中から追加契約を結ばされる・必要のない工事まで支払いを求められるといったことが起こり、結果として想定以上の費用が発生するかもしれません。
このようなトラブルを未然に防ぐためにも、見積もり項目は必ず慎重に確認しましょう。
2.作業工程ごとに金額が明記されているか
見積もり項目がそれぞれ明記されているものの、金額が全て統一されて記載されているといったケースもあります。
本来であれば正しい見積書を作成するためには、それぞれの工程に要する時間や人工から金額を算出しているはずです。
しかし、工程ごとに金額が明記されずに、金額が一式で表記されている場合は、その業者の対応が雑であるケースも考えられます。
また、場合によっては工程ごとの金額に対して不当な上乗せが行われているケースも考えられるため、注意しましょう。
3.塗料メーカーや製品名が明記されているか
見積書の中で、使用する塗料のメーカーや製品が明記されているかも確認するべきポイントの1つです。
見積書にこれらの情報が明記されている場合は、インターネットで塗料の機能や特徴を簡単に調べられるため、安心して依頼できるでしょう。
また、業者に説明された内容と見積書の内容を比較して、食い違いがないかを確認する材料にもなります。
仮に見積書の中で塗料のメーカー・製品名が明記されていない場合は、依頼前に担当者へ確認しておくことをおすすめします。
4.塗る面積は平米数で明記されているか
見積書に塗る面積が記載されていない場合、実際にどのぐらいの塗料を使用するのかが分かりません。
塗料には、基本塗布量と呼ばれる塗料の性能を正しく発揮させるための指定量が定められています。
一部の悪質な業者は見積書に面積を記載せず、基本塗布量よりも少ない塗布量で施工をするケースがあります。
このような手口を防ぎ、適切に作業を行ってもらうためにも見積書に塗る面積が明記されているかどうかを必ず確認しましょう。
5.保証書は存在するか
塗装工事では、適切に作業を進めていたとしても何かしらの要因で不具合が生じることがあります。
その際に保証書の有無が大きなポイントになります。
保証書があれば、万一のトラブルの際でも無償で補修を行ってくれるため、大きな安心材料になるでしょう。
保証書の有無は業者によって異なるため、保証書があるかどうかを確認することが大切です。
屋根塗装の業者を決める前に注意すべきこと
屋根塗装を行っている業者は数多く存在するため、依頼先をどこにするかお悩みの方が多くいらっしゃいます。
場合によっては悪質な業者に依頼してしまうケースもあり得るため、慎重に検討する必要があります。
トラブルなく施工を進めたい場合は、注意すべきポイントを押さえた上で適切に業者を決めていくことが欠かせません。
ここからは、屋根塗装の業者を検討する際に注意すべきことをご紹介いたします。
1.必ず相見積もりを取る
屋根塗装工事において、相見積もりを取ることはトラブルを未然に防ぐために効果的な方法です。
相見積もりを取ることで、それぞれの業者が提示している金額を比較検討できるため、施工費用の相場を把握できます。
また、施工の内容も比較できるため、どのような施工を行う必要があるのかを把握できるなど、多くの情報を入手可能です。
専門業者同士の見積書の内容を比較検討することで、一部の悪質な業者への依頼を未然に防ぐことができます。
1社のみに依頼すると万が一その業者が悪質であった場合、被害にあう可能性が高いため、必ず相見積もりを依頼しましょう。
2.相場からかけ離れていないかチェックする
業者が提示する見積もり金額が相場からかけ離れている場合は、注意が必要です。
相場よりも極端に高い場合は、不当に金額が上乗せされている可能性があります。
一方で、相場よりも極端に安い場合も注意が必要です。
この場合は必要な施工を含めない安い金額の見積書を提示し、施工が進んだ段階で追加契約を結ばせるといった手口が考えられます。
もしくは安い金額で多く契約をしつつ、利益を残すために手抜き工事を行うといった可能性もあるのです。
結果として、相場よりも高い金額を支払わされる・塗装工事が不十分であるため不具合が発生する、などの問題が起こり得るのです。
3.無料や値引きという文言に騙されない
すぐに契約することを条件に、業者から屋根以外の箇所への無料サービスや値引きを提案されるケースが多々あります。
一見するとこの提案に乗るとお得に感じるかもしれませんが、そもそも屋根塗装の目的は1日でも長く建物を守ることが目的であることを忘れてはいけません。
無料という提案や値引きという文言に飛びついた結果、低品質な施工をされる可能性があります。
無料や値引きという魅力的な文言にすぐに飛びついたりせず、その業者が信頼できるのか・高品質な施工を行えるのかなどを、冷静に判断することが大切です。
4.スタッフの対応力を見る
安心できる屋根塗装工事を行うためには、その業者のスタッフの対応力も判断材料になります。
熱心で誠実なスタッフであれば、お客様の立場に立った最適なプランを提案してくれるため、トラブルなく塗装工事を行えるのです。
しかし、スタッフの態度が悪い・一方的で押しつけがましいなどの問題があれば、提案内容に何かしらの問題が潜んでいるケースも考えられるでしょう。
スタッフの対応力・人間性を確認し、その上で信頼できる業者なのかを見極めるようにしましょう。
5.ネットの評判なども見る
近年はインターネット上において、屋根塗装工事業者の口コミや評判が掲載されていることが多いです。
依頼する業者を検討する場合は、インターネット上の情報に目を通して判断するのも効果的な方法です。
口コミや評判には実際に依頼した方の体験・感想が掲載されており、スタッフの対応や施工前の説明の丁寧さ、などの役立つ情報を得られるでしょう。
なお、インターネット上で得られる情報は多岐にわたるため、本当と嘘の情報を見極めることも大切です。
まとめ
東京都中央区に拠点を構える修工舎では、屋根塗装工事から外壁塗装工事、防水工事や各種修繕工事など、お住まいに関するさまざまな施工を承っております。
弊社は常にお客様の立場に立ち、無理な営業は一切行いません。
お客様にとって最適なご提案を行い、ご満足いただける高品質なサービスのご提供を行っております。
弊社は調査から施工、アフターサービスまで一貫して行っているといった強みがあります。
調査やお見積りは無料で承っておりますので、まだ具体的な計画がない状態でお話を伺うことも可能です。
お客様のご要望や予算、建物の状態に合わせた最適な施工をご提案いたしますので、屋根塗装工事をご検討中の際は修工舎へご相談ください。