株式会社修工舎
HOMEお役立ちコラム屋根塗装は足場なしでも可能?足場の必要性や費用をおさえるコツなど徹底解説

屋根塗装は足場なしでも可能?足場の必要性や費用をおさえるコツなど徹底解説

塗装工事

日々雨風や紫外線に晒されている屋根は、定期的に塗り替えを行う必要があります。

屋根塗装のかかる費用の内訳は、大きく分けて「塗料・材料費」「施工費」「足場費」「その他諸費用」となります。

これらのうち、「足場費」は屋根塗装にかかる費用の15%から20%を占めているのです。

屋根塗装には相応の費用がかかるため、塗り替えごとにまとまった出費が必要になるでしょう。

そのため、少しでも費用をおさえたいと考えている方の中には、「足場費」を節約できないかと思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、屋根塗装は足場なしでも施工できるのかということや、足場の必要性、費用をおさえるコツなどについてご紹介いたします。

屋根塗装を足場なしでするのはNGな理由

屋根塗装において、足場なしでの施工は絶対にできません。

これには、法令や施工時の安全性が関わってくるなどのさまざまな理由があります。

しかし、屋根塗装を行うのであれば、はしごを使えば問題ないのかと疑問に思う方も多く、足場なしの施工が絶対にできないということに納得ができない方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、屋根塗装を足場なしでするのはNGな理由についてご紹介いたします。

危険かつ法令に抵触するおそれがある

「労働安全衛生法」に基づき、厚生労働省が制定した労働安全衛生規則第518条において、作業床の端、開口部等を除く高さ2m以上で高所作業を行う場合は、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならないと定められています。

これは転落の危険性がある箇所で高所作業を行う場合における、作業者の安全を確保するためのルールです。

2階建ての一般住宅の屋根の位置は、おおよそ6mから8mの高さとなります。

仮にここで足場なしで作業を行った場合、強風や足を滑らせるなどの要因により、重大な事故に繋がる可能性が高いのです。

屋根は勾配があり非常に危険であるため、安全面を考慮しても足場が必要不可欠なのです。

また、足場を設置せずに屋根塗装を行うと、法令に抵触する恐れがあり、罰せられるかもしれません。

このような理由により、屋根塗装において足場なしでの施工は認められないのです。

ただし、陸屋根や屋上などの転落の恐れがない場所においては、足場なしでも施工ができるケースがあるため、細かい内容は塗装工事業者に確認してみましょう。

近隣に塗料や洗浄が飛散してしまう

足場は作業時の安全確保だけではなく、足場の周囲にメッシュシートを張り巡らすことで水や塗料の飛散を防止するといった役割があります。

屋根塗装においては、施工前に高圧洗浄で屋根をきれいにする工程があります。

また、塗装にハケやローラーを使用したとしても、塗料が周囲に飛散するのです。

メッシュシートがなければ近隣に塗料や高圧洗浄で使用した水が飛散してしまい、トラブルになりかねません。

塗料が車や近隣の外壁に付着すれば、弁償しなければならないケースもあるため、飛散防止のためのメッシュシートは非常に重要なのです。

このようなトラブルを防ぐためにも、足場の設置は欠かせません。

施工不良につながる

足場には作業者が施工に集中しやすい環境を作るといった効果があるため、足場なしの施工を行うと施工不良に繋がる危険性があります。

作業者の安全が確保されていない状況では、普段起こり得ないミスが起こる可能性があります。

また、効率的な作業ができないため、通常よりも工期がかかるといったことが起こり得るでしょう。

高品質な施工には、足場が重要な役割を担っているのです。

屋根塗装の足場にかかる費用相場

一般住宅における塗装工事には、ビケ足場と呼ばれる足場が多く使用されています。

ビケ足場とは、緊結部のある鋼管を支柱として手すりや筋交等をくさびで緊結し、組み立てる足場のことです。

複雑な形状でも組み立てやすく、組み立て・解体が簡単に行えてコストがかからないなどのメリットがあるため、現場では非常に重宝されています。

そんなビケ足場の費用相場は、1㎡あたり600円から1,000円です。

一般的な30坪前後のご自宅の場合には、足場費として12万円から20万円かかるケースが多々あります。

ただし、現場ごとによって金額は変動するため、正確な金額を知りたい場合は塗装工事業者に見積もりを依頼しましょう。

屋根塗装の費用をおさえるコツ

屋根塗装において、足場なしで施工を行って節約するのは不可能です。

しかし、他の方法であれば屋根塗装の費用をおさえられるかもしれません。

ここでは、屋根塗装の費用をおさえるコツについてご紹介いたします。

耐用年数が長い塗料を使う

屋根塗装で使用する塗料を耐用年数が高いものにすることで、屋根塗装の費用をおさえられるかもしれません。

塗料の種類はさまざまあり、グレードが高い塗料であれば10年や20年もの間、建物を守る効果を維持できます。

耐用年数が高い塗料は施工にかかる費用も高くなるため、短期的に見ると割高に感じるかもしれません。

しかし、塗り直しまでのスパンを長くできるため、長い目で見るとお得になるのです。

屋根塗装の塗料を選ぶ場合は金額の安さだけではなく、耐用年数や機能面などもよく確認し、費用対効果に優れたものを使うようにしましょう。

外壁と一緒に塗装する

屋根塗装を行うタイミングで、一緒に外壁塗装をすることで費用をおさえられます。

冒頭でもご紹介したように、塗装工事において足場費の割合は非常に大きいです。

屋根塗装も外壁塗装も、どちらも足場が必要不可欠な施工ですが、それぞれ別のタイミングで施工すると、2回分の足場工事が必要になります。

しかし、両方の塗装工事を一緒のタイミングで行うと足場工事を1回で済ませられるため、トータルの費用で比較すると足場工事1回分の節約になるのです。

短期的に見ると割高に感じますが、長い目で見るとかなりの節約が見込めるでしょう。

外壁の劣化が気になった場合、屋根の状況を一緒に確認し、可能であれば同時に施工することをおすすめします。

相見積もりを取る

屋根塗装の見積もり依頼をする場合、1社だけではなく複数社に依頼する相見積もりは、屋根塗装にかかる費用をおさえるための効果的な方法です。

塗装工事は明確な料金設定があるわけではなく、同じ施工内容であっても業者ごとに費用が大きく異なることが多々あります。

そのため、複数の塗装工事業者から相見積もりを取ることで、その中から安く施工できる業者を選定できるのです。

また、それぞれの業者の見積書を比較検討することで、おおよその費用相場を把握したり、各業者の対応の質などを知ることができたりするので、優良な業者と出会いやすくなるでしょう。

価格を抑えながら高品質な屋根塗装を実現したい場合は、必ず相見積もりを取ることをおすすめします。

屋根塗装のお悩みは修工舎にお任せください!

東京都中央区に本社を構える修工舎は、東京都・埼玉県・千葉県・茨城県のエリアにて、屋根塗装工事をはじめとした塗装工事や防水工事などの各種施工を承っております。

弊社はお客様に寄り添ったご提案を常に心掛けており、さまざまなご要望やご希望を反映させた高品質な施工を行ってまいりました。

建物の状態だけではなく、周辺環境を意識した施工を行っているため、お客様にとって最適なご提案が可能です。

また、調査から施工、アフターサービスまで一貫して行っており、施工管理や保証制度も万全です。

このように、お客様に対して安心・安全なサービスのご提供を行うことを常に大切にしております。

調査やお見積もりは無料で承っており、ざっくりとした要望やイメージしかない方であっても大歓迎です。

お客様のご要望を形にし、ご満足いただける施工のために尽力いたしますので、屋根塗装でお悩みのお客様は修工舎にお任せください。

まとめ

今回は、屋根塗装が足場なしでも施工できるのかということや、足場の必要性、費用をおさえるコツなどについてご紹介いたしました。

高品質で安全な屋根塗装を実現するには、足場の設置が必要不可欠です。

屋根塗装の費用を節約したいからといって足場なしで施工を行うことはできませんが、工夫することで費用をおさえた施工ができる可能性もあります。

また、費用をおさえながらも高品質な施工を行うためには、信頼できる塗装工事業者に相談することが大切です。

修工舎では、費用面でお悩みの方からのご相談を承っております。

予算・施工についてお悩みの方は、ぜひ修工舎へご相談ください。

お仕事のご依頼・ご相談はお気軽にどうぞ。

お問い合わせフォーム

お気軽にご相談ください。