東京都のマンション補助金一覧【令和7年度版】断熱・耐震・防災に対応!

マンションの修繕工事の様子

「うちのマンション、そろそろ修繕が必要かも」

そう思っても、費用面が心配で、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

東京都では、断熱リフォームや耐震補強、非常用電源の導入など、マンション向けの改修工事に使える助成制度が数多く用意されています。

本記事では、令和7年度に利用できる東京都の最新マンション向け助成金・支援制度を解説します。

工事費の半額〜全額が補助されるケースもあるので、見逃し厳禁です。

計画的に賢く補助を活用して、大切な住まいをもっと安心・快適に整えましょう。

この記事でわかること
  • 令和7年度に使える東京都のマンション向け助成金
  • 助成金以外の東京都マンション支援制度
  • マンションの助成金を受けるときの注意点

修工舎では、内装リフォームを含む修繕・改修工事に対応しています。

以下のリンクからお問い合わせが可能なので、ぜひご連絡ください。

\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/

目次

令和7年度に使える東京都のマンション向けの助成金

落下防止ネットが張られたマンション

マンション向けの助成金には、以下4つの制度があります。

すべて令和7年度に東京都で使えるものです。

  • 既存住宅の省エネ診断・省エネ設計への補助
  • 命を守るためのピロティ階等緊急対策事業
  • 東京とどまるマンション促進事業
  • 東京都既存マンション省エネ・再エネ促進事業

ちなみに全国対象の補助金も、東京都で使えます。

以下の記事で解説しているので、あわせてお読みください。

既存住宅の省エネ診断・省エネ設計への補助

住宅の省エネ診断や設計に対する補助が受けられる制度です。

この制度は、以下のような人におすすめです。

  • 省エネのためにどこを改善すればいいのか分からない
  • 本当に快適になるのか不安
  • どこから手を付けるべきか分からない

既存住宅に対して、省エネ診断を受け、さらに省エネ設計まで補助が受けられます。

申請期間は、2025年5月22日~2026年2月16日です。

また補助金額は、下表のとおりです。

区分補助率1戸あたりの上限額
省エネ診断2/3210,000円
省エネ設計省エネ基準適合2/5180,000円
ZEH水準適合4/5360,000円

申請手順や詳細な補助対象は、以下のリンクで確認できます。

詳細:既存住宅の省エネ診断・省エネ設計への補助|東京都住宅政策本部

命を守るためのピロティ階等緊急対策事業

命を守るためのピロティ階等緊急対策事業では、ピロティ階の補強設計や工事が対象です。

以下に当てはまるマンションは、この制度が受けられます。

  • 旧耐震基準で建てられた
  • ピロティ階のような危険を有する構造
  • 補強に取り組みたい

申請期間は、2025年4月16日~2026年1月15日です。

補強設計と補強工事、どちらでも補助が受け取れます。

区分補助率上限額
補強設計(評定含む)対象経費の1/2左記の合算で1,750万円
補強工事(工事管理含む)対象経費の1/2

申請手続きや様式については、以下の公式サイトをご確認ください。

詳細:命を守るためのピロティ階等緊急対策事業|東京都マンションポータルサイト

東京とどまるマンション促進事業

災害時に自宅での生活を継続しやすいマンションを、「東京とどまるマンション」といいます。

補助事業や補助金額は、下表のとおりです。

補助事業補助内容補助率上限額
普及促進事業防災備蓄資器材の購入費用の一部を補助通常分:2/3通常分:66万円
地域連携分:10/10地域連携分:100万円
非常用電源導入促進事業非常用電源を設置する費用を補助発電機:1/2発電機:1,500万円
蓄電池:3/4蓄電池:1,316万円
(18.8万円/1kWh)
浸水対策設備導入促進事業
※浸水想定区域等に位置する場合
非常用電源を浸水から守るための浸水対策設備の改修費用と調査・企画費用を補助1/275万円

令和7年度は5月7日より申し込み受付を開始しました。

東京とどまるマンションに未登録であれば、検討したい制度といえます。

東京都庁総合ホームページで、申請手順や窓口が説明されています。

詳細:「東京とどまるマンション」の補助金受付開始|東京都庁総合ホームページ

東京都既存マンション省エネ・再エネ促進事業

東京都既存マンション省エネ・再エネ促進事業では、以下の内容で補助が受けられます。

  • 太陽光発電・蓄電池の導入
  • 給水方式・ポンプの変更
  • サッシ・ガラスの変更
  • エレベーターのリニューアル
  • 照明器具のLED化など

申請期間は、2025年4月17日~2026年3月31日です。

補助金額は10/10(全額)で、上限額37万円。

省エネ・再エネに取り組むのであれば、優先して使いたい制度です。

詳細は以下のページにてご確認ください。

詳細:東京都既存マンション省エネ・再エネ促進事業|クール・ネット東京

助成金以外の東京都マンション支援制度

説明する作業着の人

東京都マンションポータルサイトには、各種制度が掲載されています。

助成制度だけでなく、支援や認定制度もご活用ください。

詳細:各種制度|東京都マンションポータルサイト

代表的な制度として、以下の3つについて解説します。

  • マンション管理アドバイザー制度
  • 認知症対応や防災力向上に取り組む管理組合を支援するマンション管理士の派遣
  • 専門相談

マンション管理アドバイザー制度

マンションの維持管理について、アドバイザーの講習を受けられる制度です。

対象者は以下のとおりです。

  • 管理組合
  • 区分所有者
  • 賃貸マンションの所有者

管理組合の運営や修繕計画について学べます。

今後の修繕や管理について迷っているのであれば、講習を受けてもいいでしょう。

詳細:マンション管理アドバイザー制度|東京都マンションポータルサイト

認知症対応や防災力向上に取り組む管理組合を支援するマンション管理士の派遣

認知症居住者や首都直下地震の切迫により、対応を求められる管理組合向けの支援です。

マンション管理士を派遣してもらうと、以下の内容が期待できます。

  • 認知症居住者への適切な対応
  • 防災意識や取り組みの推進
  • コミュニティ活動活性化

実践的なノウハウが習得でき、今後起きうる首都直下地震にも、安心して備えられます。

申し込み数が上限に達し次第終了となっているため、お早めにお申し込みください。

詳細:認知症対応や防災力向上に取り組む管理組合を支援するマンション管理士の派遣|東京都マンションポータルサイト

専門相談

東京都では、弁護士または一級建築士による専門相談も設けています。

専門家の対応が必要と認められれば、無料で相談が可能です。

各区市の相談窓口にお問い合わせください。

詳細:専門相談|東京都マンションポータルサイト

東京都でマンションの助成金を受ける時の注意点

マンションの足場

東京都でマンションの助成金を受けるのであれば、以下3点に注意してください。

  • 申請・着工期間
  • 申請方法・手順
  • 施工業者の比較

具体的にどのように注意すればいいのか、1点ずつ解説します。

注意①:申請・着工期間には間に合うか確認する

補助金や助成金には期間が定められているものもあります。

利用したい補助金・助成金の、申請期間や着工期間には気を付けましょう。

とくに補助金は、予算上限に達し次第終了であるケースがほとんどです。

受けたい補助金・助成金が期間内であるかを確認し、申請に間に合うスケジュールを立てましょう。

注意②:申請方法や手順を確認する

補助金・助成金は、申請ルートや手順が決まっています。

例えば以下のような手順です。

  • 管理会社が申請
  • 完成後に申請
  • 業者選定前に申請

それぞれの制度の問い合わせ先で、具体的な手順が確認できます。

注意③:施工業者は相見積もりで比較・検討する

補助金を使ってリフォームや修繕工事をするとき、施工業者の相見積もりを取りましょう。

  • 建物診断を見積もり前に行う
  • 工事内容を統一して見積もりしてもらう
  • 見積書が分かりづらい業者は避ける

これらを意識すると、見積書の比較が容易です。

施工業者の選定ポイントについては、以下の記事も参考にしてください。

修工舎でも、修繕工事に関するお見積もりを承っています。

以下のリンクよりお気軽にお問い合わせください。

\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/

マンションの修繕・改修に関する質問

集合住宅とクエスチョンマーク

マンションの修繕や改修に関する質問として、費用とトラブルを避ける方法をそれぞれ解説します。

マンションの大規模修繕にかかる費用は?

マンションの大規模修繕であれば、4,000~8,000万円ほどの費用がかかります。

  • 築年数
  • 規模
  • 修繕頻度

これらによって、費用は大きく変わります。

安く抑えるポイントは、以下の記事で解説しています。

修繕時にトラブルを避ける方法は?

信頼できる施工業者と計画的に修繕を実施すると、トラブルが避けられるでしょう。

とくに修繕時は、以下のトラブルに注意です。

  • 騒音被害
  • 私物撤去忘れ
  • 空き巣

ベランダの事前準備や対策は、以下の記事で解説しています。

まとめ:東京都の助成金を使ったマンション修繕・改修工事は修工舎にお任せ!

マンションの修繕工事の様子

東京都のマンション改修工事では、以下4つの補助金・助成金が受けられます。

  • 既存住宅の省エネ診断・省エネ設計への補助
  • 命を守るためのピロティ階等緊急対策事業
  • 東京とどまるマンション促進事業
  • 東京都既存マンション省エネ・再エネ促進事業

補助金・助成金制度を使うと、賢くお得に工事可能です。

費用ばかりを気にするあまり、施工業者の選定を失敗しないようご注意ください。

複数の施工業者に相見積もりを取ると、費用・技術が比較できて安心です。

東京都のマンション修繕・改修工事は、修工舎にお任せください。

「まだ工事内容に迷いがある」「点検してから見積もりしてほしい」

このような段階でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/

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