塗装工事の単価と必要な工事項目まとめ|高技術な業者の選定ポイント3点

塗装の様子

外壁や屋根の塗装工事を検討するのに気になる費用。

工務店や業者に見積もりを依頼して「こんなに高いの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

塗装工事には塗料の単価だけでなく、足場の設置や下地処理作業などが含まれています。

これらを無視して塗装工事単価だけで比較すると、悪質な業者を選んでしまうかもしれません。

この記事でわかること
  • 塗装工事の相場単価表
  • 塗装工事の単価以外に必要な項目
  • 単価や見積もりを比較するときのポイント

最後までお読みいただくことで、高品質で技術力の高い塗装工事業者を選ぶポイントが分かります。

なお、修工舎でも、塗装工事に対応しています。

以下のリンクからお問い合わせが可能なので、ぜひご連絡ください。

\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/

目次

塗装工事の相場単価表

塗装の様子

塗装工事の見積額を比較するには、単価をチェックする必要があります。

塗装工事の金額は、塗装面積×単価で決まります。

1㎡あたりの単価が安ければ、塗装工事の金額も安価になるでしょう。

外壁塗装と屋根塗装に分けて、それぞれの単価を紹介します。

外壁塗装工事

外壁に使う塗料にはさまざまな種類があり、それによって価格が異なります。

外壁塗装の単価は下表のとおりです。

塗料の種類1㎡あたりの単価(円)
アクリル1,500~
ウレタン1,700~
シリコン3,000~
フッ素4,000~
無機5,000~

アクリル塗料は安価な塗料ではありますが、その分耐用年数は下がります。

耐久性の高い無機塗料は長持ちする分、単価は高い傾向です。

施工業者によっては、メーカーと特別単価で塗料を入手しているケースもあります。

屋根塗装工事

屋根塗装の単価は、下表のとおりです。

塗料の種類1㎡あたりの単価(円)
アクリル1,500~
ウレタン1,700~
シリコン3,000~
フッ素4,000~
無機5,000~

外壁と違って、屋根は目視で確認しづらい施工場所です。

劣化が目に付きづらいので、定期的なメンテナンスを心がけてください。

屋根塗装の費用相場や安くするポイントについては、以下の記事で解説しています。

塗装工事の単価以外に必要な工事項目

家とチェックリスト

塗装工事の単価だけで、業者を選んではいけません。

塗装工事には、以下の付帯工事・作業があります。

  • 仮設関連工事
  • 下地調整作業
  • 付帯部塗装

これらの項目についても、業者の見積額を比較しましょう。

すべて必要な工事です。

それぞれの工事の重要性を説明します。

仮設関連工事:足場や養生など

足場や養生などの仮設関連工事は、塗装工事に必要な項目です。

屋根や外壁を塗装するには、上るための足場が必要です。

また、塗料の飛散防止養生にはビニールやネットを使います。

安全と品質確保のために、仮設関連工事は必要不可欠です。

下地調整作業:洗浄やコーキングなど

下地調整作業も、塗装工事には必要な項目です。

仕上がりの美しさや耐久性に影響する、重要な工程です。

  • 外壁や屋根の洗浄
  • コーキング
  • 下塗り

この工程を省いて安く見せようとする業者には注意が必要です。

工事費用が安く済んだとしても、剥がれや色落ちのトラブルが考えられるためです。

コーキングという言葉を初めて聞く人もいるでしょう。

コーキングについては以下の記事で詳しく説明しているので、あわせてお読みください。

付帯部塗装:雨樋や軒天など

外壁や屋根以外にも細かい部分の塗装が必要です。

以下の項目の塗装費用も考慮してください。

  • 雨樋(あまどい)
  • 雨戸
  • 軒天
  • 破風板(はふいた)
  • 水切り

外壁や屋根の色を変える場合もあるでしょう。

付帯部の塗装を忘れると、選んだ色がミスマッチになる可能性もあります。

付帯部の塗装費用も忘れずに見積もってもらってください。

塗装工事の単価や見積もり比較時のポイント

作業着の人とチェックリスト

塗装工事の単価を知り、依頼する業者の見積もりと相場を比べる人もいるでしょう。

単価や相場を比べるのではなく、相見積もりをとって比較することをおすすめします。

環境や建物に合った価格が分かるからです。

単価・見積もり比較のポイントとして、以下の3点を説明します。

  • 使用する塗料の比較
  • 具体的な工事内容の比較
  • 業者の実績確認

ポイント①:使用する塗料

塗料のメーカーやグレードを比較してください。

  • 金額
  • 耐久性
  • 性能

これらは選ぶ塗料によって変わります。

予算に合った価格帯の塗料か、環境に合った耐久性があるかなどを比べます。

使用する塗料を比較し、環境に合ったものを選びましょう。

ポイント②:具体的な工事内容

含まれている作業内容が業者によって異なる可能性もあります。

具体的な工事・作業内容を、見積書を見ながら比較しましょう。

後から追加費用が発生しないよう、事前確認が重要です。

  • 足場や飛散防止ネットは含まれているか?
  • 下地処理は実施されるか?
  • 見積額から大きく超える可能性はないか?

具体的な内容が分からなければ、業者に見積書を説明してもらうといいでしょう。

修工舎でも塗装工事の見積もりを承っています。

丁寧な説明を心がけておりますので、お気軽にお問い合わせください。

\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/

ポイント③:業者の実績

業者の実績も、見積もり比較時の重要なポイントです。

経験豊富な業者は、塗料の選定や施工技術が高いといえます。

施工写真や動画は、信頼できるかどうかの判断材料になります。

修工舎ではInstagramでも実績を公開しているので、ぜひフォローして内容をチェックしてください。

修工舎のInstagramはこちら

近隣住民で塗装工事を依頼した人がいれば、口コミを聞いてもいいでしょう。

塗装工事に関するよくある質問

家に関する質問

塗装工事に関連する質問を紹介します。

  • 公共工事の塗装単価は?
  • 足場なしでも屋根塗装は可能?
  • 屋根塗装と外壁塗装を同時施工するメリットは?

これらについて知識を深めると、塗装工事を単価だけで判断してはいけない理由がより分かります。

公共工事の塗装工事の単価は?

公共工事の塗装単価は、材料によるため公表されていません

ただし設計労務単価は公表されており、東京都の塗装工の場合は32,700円です。

参考:令和6年3月から適用する公共工事設計労務単価について|国土交通省(10/25ページ)

設計労務単価とは、労働者に支払われる賃金に係わるものです。

足場なしでも屋根塗装は可能?

足場設置費用が高いので、はしごのみで屋根塗装を依頼したい人もいるでしょう。

足場なしでは、転落の危険や施工不良の可能性が高まります。

そのため足場なしでの屋根塗装は不可能です。

足場の必要性や費用については、以下の記事で詳しく説明しています。

屋根塗装と外壁塗装を同時施工するメリットは?

塗装工事費用を少しでも安くするために、屋根と外壁の同時施工を提案されるケースもあります。

同時施工には以下のメリットがあります。

  • 手間が一度で済む
  • 足場代節約になる
  • 塗料の色が選びやすい

タイミングが合うのであれば、同時施工はおすすめです。

詳しくは以下の記事で説明しているので、あわせてお読みください。

まとめ:塗装工事は単価だけでなく付帯工事項目も見積書で確認してください!

塗装の様子

塗装工事は、1㎡あたり1,500円~の単価です。

ただしこれは使用する塗料によって変化し、1㎡あたり5,000円のケースもあります。

外壁や屋根の環境に合った塗装の選定は重要なポイントです。

また塗装工事に付帯する、以下の工事・作業の見積額を比較してください。

  • 仮設関連工事
  • 下地調整作業
  • 付帯部塗装

これらの項目も丁寧に説明してくれる業者を選定するのも、塗装工事で失敗しないポイントです。

塗装工事の見積もりでしたら、修工舎にお任せください。

分かりやすく丁寧な説明と、お客様に納得いただける塗装工事を心がけています。

見積もりや塗装工事点検の相談は、以下のリンクより承っております。

\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/

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