- 側溝が壊れている
- 側溝の老朽化が気になる
- 側溝の排水機能が低下しているなど
上記のような場合、側溝の工事を検討する人もいるでしょう。しかし、費用や注意点などがわからず、なかなか行動に移せていないという人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、側溝工事についてわかりやすく解説します。単に側溝工事の費用相場を紹介するだけではなく、費用を抑える方法についても触れますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 側溝工事とは何か・施工の流れ
- 側溝工事の費用相場
- 側溝工事の費用を抑える方法
側溝工事とは?目的や側溝の種類を紹介

そもそも側溝工事とは何か知っていますか?
ここで、側溝工事をする目的や側溝の種類などを確認していきましょう。
側溝工事とは?工事する目的を解説
側溝工事では、側溝を新しく設置したり、損傷した側溝の蓋を取り替えたりします。そして、側溝工事には以下のような目的があります。
- 道路の雨水を排水するため
- 敷地内の雨水を排除するため
- 排水機能の低下を改善するため など
側溝工事を行わないと、日本の至るところで冠水や浸水被害が発生してしまう可能性があり、大変危険です。
側溝工事は、私たちが快適に生活するためには欠かせません。
側溝の種類
実は、側溝には以下のような種類があります。
- PU側溝
- 現場打ち側溝
- L型街渠
- 用水路
- 管渠型側溝(スリット側溝)
- 建設省蓋
- 特殊蓋
- 側溝蓋(ディンプルエフ)
- グレーチング
この中でよく見かけるのは、現場打ち側溝やL型街渠です。
また、普段何気なく過ごしていると、どのような側溝が使われているのか見過ごすことも多いですが、街中ではPU側溝もよく見かけます。
側溝工事の種類
側溝工事は、大きく2種類に分けられます。
1つ目は、現場打ち側溝に関する工事です。現場で型枠を組み立てて、コンクリートを流し込むことで側溝を作ります。
この工事は、現場の状況に合わせて側溝のサイズや形状を調整でき、耐久性が高いというメリットがあります。
2つ目は、コンクリート二次製品の側溝に関する工事です。具体的には、工場などであらかじめ作られた側溝を設置します。
この工事の魅力は、現場での作業が少なく工期を短縮できることです。また、品質も安定しています。
以下は、修工舎が実際に行った側溝工事の施工事例です。どのような施工が行われたのか詳しく知りたい場合は、ぜひチェックしてみてください。
屋上鉄部塗装・側溝修繕工事|柏市の分譲マンション

千葉県柏市の分譲マンションにて、屋上鉄部塗装および外構側溝の修繕工事を行いました。
共用部の鉄部塗装工事については、理想的には4~6年程度の周期で全体的な修繕を行うことが望ましいとされています。ただし、鉄部の劣化の進行度は部位によって異なります。たとえば、雨にさらされるか否か、紫外線にどの程度さらされるかなど、設置環境によって大きく左右されます。特に屋上の鉄部は過酷な環境下にあるため、劣化の進行が早くなりがちです。
今回は、マンションの長期修繕計画における費用対効果を踏まえ、共用鉄部塗装の施工範囲を屋上のみに限定。その分、確保した予算を活用し、エントランス前のつまずきの原因となる外構側溝のガタつきなど、懸念箇所の修繕も併せて実施しました。
側溝工事の流れ

側溝工事は、以下のような流れで行われます。
- 事前準備:使用する側溝に必要な重機などを用意する
- 床掘り:所定の深さまで掘削する
- 基礎工(基礎砕石工):所定の位置に基礎材を投入してしっかりと締め固める
- 基礎コンクリート工:型枠を設置してコンクリートを打設する
- 据付:側溝を吊り上げて基礎の上に据え付ける
- 底部コンクリート打設:水路勾配を調整する際は、側溝の底にコンクリートを打設する
- 目地モルタル充填:側溝の継手部にモルタルを充填して目地を詰める
- 埋戻し:側溝の隙間に土を埋め戻して残土を処理する
側溝工事は、大きく8つのステップに分かれています。どの工程も非常に重要で、丁寧に作業してくれる業者に依頼したほうがよいでしょう。
側溝工事の費用相場

側溝工事の費用相場は、以下の表にまとめました。
工事の種類 | 費用相場 |
---|---|
側溝の設置 | 1mあたり1万5,000円〜1万8,000円程度 |
側溝の修繕 | 1mあたり4,000円〜6,000円程度 |
グレーチングの設置 | 1mあたり1万8,000円〜2万6,000円程度 |
側溝の蓋交換 | 1mあたり3,000円〜7,000円程度 |
ただし、上記はあくまでも目安です。
側溝工事の費用は側溝の種類や工事の規模によって大きく異なるため、詳しく知りたい場合は業者に直接問い合わせてみましょう。
側溝工事は自治体が補助金を出してくれるケースもある

実は、側溝工事は自治体が補助金を出してくれるケースがあります。
例えば、東京都世田谷区では私道を再整備する際、工事費の80%以内の補助を受けられる可能性があります。
ほかにも、市町村道を対象に補助を行っている自治体もあるため、側溝工事を考えている場合は事前に調べてみるとよいでしょう。
ただし、すべての自治体が一律で補助金を出しているわけではないことも覚えておいてください。
また、補助金や助成金について詳しく知りたい場合は業者に問い合わせてみるのも一つの手です。修工舎でも相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
側溝工事はDIYできる?おすすめしない理由とは

側溝工事を業者に依頼せず、自分で行うことを考える人もいるかもしれません。しかし、自分で側溝工事を行うのはやめたほうがよいでしょう。
理由は、以下のとおりです。
- 道具を揃えないといけない
- 施工不良があれば結局業者に依頼することになる
- 事故や怪我などのリスクがあるなど
そもそも専門的な技術がなければ、工事をスムーズかつ適切に進められません。側溝工事を考えている人は、最初から業者へ相談することを検討してみてください。

側溝工事の費用を抑えるにはどうすればいい?

側溝工事の費用を抑えたい場合は、相見積もりを取ることを検討してみてください。相見積もりは複数の業者から見積もりを取ることです。
相見積もりを取ると費用を比較できるため、一番安い業者を選ぶこともできるでしょう。
ただし、「安い業者=良い業者」とは限りません。見積書には必ず丁寧に目を通しましょう。
また、見積書をベースにほかの業者と費用に関する交渉ができるかもしれません。相見積もりを取ることで費用を抑えられる可能性が高まるため、ぜひ検討してみてください。
側溝工事を依頼するときに気を付けるべきこと

側溝工事を依頼する際は、業者を丁寧に選ぶ必要があります。適当に選んではなりません。例えば、以下の点に着目して業者を選ぶことをおすすめします。
- 側溝工事を行った実績が豊富か
- 見積もりがわかりやすいか
- 親身になって話を聞いてくれるか
- 口コミや評判がいいか
側溝工事を行った実績が豊富な業者に依頼することで、工事の質が担保されるだけではなく、手続きなどもスムーズに進むでしょう。
さらに、親身になって話を聞いてくれるお客様第一の業者に依頼すれば、補助金などの説明を受けられるかもしれません。結果、費用負担を減らせる可能性があります。
また、実際に利用した人の口コミや評判を参考にするのもおすすめです。どのような業者なのか事前にある程度想像できるでしょう。
側溝工事なら修工舎にご相談ください

とはいえ、どの業者にすればいいのかわからない場合や、本当にその業者でいいのか心配になる場合もあるでしょう。
そのような場合は、修工舎にご相談ください。当社は、修繕工事や防水工事などを請け負う専門業者で、冒頭の施工事例を含め側溝工事の実績が豊富です。そのため、安心して側溝工事をお任せいただけます。
また、当社にご相談いただければ、補助金対応の工事かどうかもわかります。補助金を活用してなるべく費用を抑えたいと考えている人も、一度当社にご連絡いただければ幸いです。
側溝工事のほか、修繕工事や防水工事などを検討している人は、以下より当社へお気軽にお問い合わせください。
まとめ|側溝工事の依頼は専門業者へ相談してみよう!

側溝工事は、私たちが快適に生活するためには欠かせない工事です。新設はもちろん、既設の側溝に違和感がある場合は速やかに側溝工事を検討しましょう。
ただし、業者に依頼する場合は実績や評判などをしっかり確認してみてください。補助金対応の工事かどうかまで判断してくれる業者だと、なお好ましいでしょう。
私たち修工舎は、側溝工事の実績が豊富かつ補助金対応の工事かどうかの判断も可能です。今後側溝工事を検討している場合は、一度当社へご相談ください。
\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/