「鉄骨部分の腐食、そろそろ補修するべき?」
住宅・工場のベランダや共有部分に使われる鉄骨。
サビが進行したり腐食により穴が開いたりすると、補修のタイミングに悩みますよね。
鉄骨の腐食は症状によって、行うべき補修内容が変わります。
本記事では、鉄骨の腐食についてレベル別に具体的な症状を解説しています。
- 補修が必要な腐食症状
- 鉄骨が腐食する原因
- 腐食補修に必要な費用
- 最適な業者の選び方
修工舎は、塗装や防水工事をメインに行う専門業者です。
もちろん鉄骨の腐食補修工事も行っています。
以下のリンクからお問い合わせが可能なので、ぜひご連絡ください。
\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/
補修が必要な鉄骨の腐食症状

補修が必要な鉄骨の腐食症状を、レベル別に解説します。
- 塗膜が剥がれたり浮いたりする
- 一部に穴が開く
- 支柱や手すりがガタつく
腐食が深刻になるほど、補修を急ぐべきです。
レベル1:塗膜が剥がれたり浮いたりしている
鉄骨の塗膜が剥がれたり浮いたりしているのは、軽度な腐食が始まった状況です。
サビが広がると、鉄骨に施した塗装が浮いてきます。
剥がれた塗膜が、鉄骨の下に散乱しているケースもあるでしょう。
放置すると、腐食や劣化が進行し安全性・強度が低下してしまいます。
また、見えない部分に穴が開き始めている可能性もあります。
塗膜が剥がれたり浮いたりしたら、業者に状況を確認してもらいましょう。
レベル2:一部に穴が開いている
鉄骨の一部に穴が開いているのは、腐食が進行している状況です。
鉄骨の腐食では、塗膜が剥がれた部分から穴が開き始めます。
穴の大きさによっては溶接が必要になるため、DIYでの対応はおすすめしません。
さらに穴の場所によっては、踏み抜いて落下事故の可能性もあります。
鉄骨の一部に穴が開き始めたら、早い段階で業者に補修を依頼しましょう。
レベル3:支柱や手すりなどがガタついている
鉄骨の支柱や手すりがガタついている場合、腐食が深刻なレベルに達しています。
穴が広がり、部材がうまく接続できていない状態です。
具体的には以下のような状況が挙げられます。
- 鉄骨階段の手すりが一部外れかかっている
- 鉄骨製のベランダの支柱から異音がする
- 駐車場の鉄骨ゲートが倒れかかっている
鉄骨の強度も基準値以下になっており、早急な対応をしなければ事故につながる危険性もあります。
腐食がさらに進行すると全面交換の可能性もあるため、今すぐ業者に補修を依頼しましょう。
鉄骨が腐食して補修が必要になる原因は経年劣化

鉄骨が腐食してしまう原因は、経年劣化です。
科学的な話をすると、空気中の酸素や水分が鉄骨の素材である金属と化学反応を起こしてしまいます。
さらに屋外ならではの環境・気候の変化で、腐食は促進されてしまいます。
- 雨風や湿気
- 海沿い地域の塩分を含んだ空気
- 屋外の排ガスや粉塵
とくに海沿いの地域では、腐食が早く進む傾向です。
腐食に気付いた段階で補修すれば、費用も安く済みます。
鉄骨腐食の補修費用

鉄骨腐食の補修費用は、DIYと業者で価格が変わります。
DIYのほうが安くつきますがその分注意点もあるので、具体的に解説します。
DIYする場合
DIYし、鉄骨腐食を補修する場合、数千円で済みます。
一般的には以下のような道具が必要です。
- スクレーパー
- サンドペーパー
- 防錆剤
- 錆止め塗料
- 上塗り塗料
- 刷毛やローラー
- 養生テープ
ただし、腐食が進んでいる場合、DIYはおすすめしません。
表面のみ腐食を補修しても、見えない場所で穴が開いているケースも考えられるためです。
建物の資産価値低下や人的被害の可能性もあるため、不安があれば業者へ補修依頼しましょう。
業者に依頼する場合
業者に依頼する場合でも、小さな腐食であれば数万円ほどの費用が必要です。
ただし業者に依頼する場合は、以下の状況によって費用は大きく変わります。
- 腐食のレベル
- 補修部位
- 使う材料
- 距離(出張費)
- 足場の有無
3社ほどに相見積りを依頼して、状況を判断するのがおすすめです。
修工舎でも現場調査とお見積もりを承っています。
無理な営業はしないこと、お客様の状況を第一に考えることをお約束しています。
\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/
鉄骨腐食の補修業者を選ぶポイント

鉄骨腐食の補修業者を選ぶとき、以下の3点を意識してみましょう。
- 見積もり内容が明確である
- 過去に施工実績がある
- 丁寧な対応で安心感がある
ぼったくりや低技術な業者がいるのではないかと、選び方に不安を抱く人も多くいらっしゃいます。
しかし、このポイントを意識すれば、信頼できる業者を選べますよ。
明確な見積もり内容
鉄骨腐食の補修見積もり内容が、明確な業者を選びましょう。
見積書が明確であれば、作業内容の概要が分かります。
とくに以下の内容を、相見積もりで比較しましょう。
- 作業内容
- 使用材料
- 工事日数や人員
どんな補修をして、どんな材料を使うかが分かれば、見積もりの適正さが判断できます。
もしも他社と比べて内容に大きな違いがある場合は、質問してみましょう。
なぜこの作業をするのか、この塗料を使うのか、明確になるまで聞いてみてください。
過去の施工実績
補修業者を選ぶときは、鉄骨の腐食補修の実績があるか確認しましょう。
腐食の状況を正しく見極められるか、適切な作業ができるかが分かります。
ここで修工舎の鉄骨腐食補修実績を紹介します。
マンション鉄骨階段腐食部補修工事|墨田区の分譲マンション

定期補修予定のマンションで、踏板が腐食しグラついていたため、至急補修を行った事例です。
鉄骨階段の1階から2階にかけての踏板であり、下層階には利用者が多く危険であると判断しました。
ササラ取り合いのアングル鋼のみ腐食が見られたため、その部分を交換・溶接補修し、塗装で仕上げています。
鉄骨階段は雨風や紫外線に直接さらされるので、腐食はすぐに進行してしまいます。
全交換・改修はコストがかかるため、定期的な補修でコストを最小限に抑えましょう。
丁寧な対応・安心感
補修業者の選定時、迷った場合は丁寧な対応や安心感で選びましょう。
見積や相談を利用して、業者の対応をチェックします。
このとき悪質な業者は、不安を煽って契約を急かすので注意です。
お客様の安全や安心を一番に考えてくれる業者を選ぶと、ぼったくりや技術力不足を回避できますよ。
鉄骨の腐食補修を検討中の人によくある質問

鉄骨の腐食補修を検討中の人から、よくある質問を紹介します。
- 腐食の補修はどのような手順ですか?
- 屋根の腐食は登らないと判断できませんか?
- 鉄骨の腐食補修に住宅向けの補助金は使えますか?
- 腐食前のメンテナンスってできますか?
同じような質問を抱いている場合は、ぜひ解答を読んで安心してください。
腐食の補修はどのような手順ですか?
腐食の補修は、一般的に以下の手順で行います。
- 腐食部分の洗浄とサビの除去
- 腐食箇所の補修
- 塗装
腐食部分を綺麗にするのは、大きなポイントです。
補修手順については、以下の記事でも解説しています。

屋根の腐食は登らないと判断できませんか?
屋根の腐食は、雨漏りや強風でのめくれで判断します。
ただし自分で登るのは危険なので、おやめください。
気になる場合は、業者に現地調査を依頼しましょう。
屋根の補修が必要なサインについては、以下の記事で詳しく解説しています。

鉄骨の腐食補修に住宅向けの補助金は使えますか?
一般的には鉄骨の補修に使える補助金はありません。
ただし、断熱改修や性能向上工事であれば、補助金が使える可能性があります。
また費用を安くしたい場合は、足場や養生の観点から他の工事とセットで依頼しましょう。
修繕工事やリフォームに使える補助金・助成金については、以下の記事を参考にしてください。

腐食前のメンテナンスってできますか?
腐食を事前に防ぐには、定期メンテナンスと塗装がおすすめです。
定期メンテナンスと塗装によって、サビの抑制だけでなく、資産価値の維持にもつながります。
鉄骨関連の施工タイミングや費用などは、以下の記事を参考にしてください。

まとめ:鉄骨の腐食補修は修工舎にご相談ください!

鉄骨の腐食は、早い段階での補修がコストを抑え危険性を回避するコツです。
とくに穴が開いていたりガタついていたりする場合は、今すぐ業者へ見積もり依頼しましょう。
補修業者選定に悩んだ場合は、対応の丁寧さや安心感で決めるのがおすすめです。
修工舎では、鉄骨腐食の補修工事を承っています。
お客様の安全と安心を第一に考え、無理な営業や押し付けは一切行っておりません。
補修工事業者をお探しでしたら、以下のリンクよりお気軽にお問い合わせください。
\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/