「水道代が急に高くなった」
「天井や壁から水が染み出している…」
「水漏れの音がしているけど、原因がわからない…」
このような状況では誰もが漏水修理を考えると思います。しかし、漏水修理について詳しい情報を把握している人は多くないでしょう。
そこで、この記事は漏水修理についてわかりやすく解説します。
漏水修理の依頼先についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
- 漏水をチェックする方法
- 漏水修理で何をしてくれるのか
- 漏水修理の費用相場
修理が必要?漏水をチェックする方法

漏水をチェックする方法は、以下のとおりです。
- 水道料金の変化を確認する
- 水回りを確認する
- シューという音がするか確認する
- 水が汚れていないか確認する
「漏水かも?」と心配になったら、4つの方法を試してみてください。
水道料金の変化を確認する
漏水しているか判断するときは、水道料金の変化をチェックします。
たとえば、普段は水道代が数千円なのに、数万円になったり、2倍以上になったりしているときは漏水を疑います。
また、身に覚えがない場合は水道メーターの確認も併せて行うとよいでしょう。
水回りを確認する
漏水をチェックするときは、水回りを確認してください。
以下の箇所がいつも濡れているときは、漏水の可能性があります。
- キッチン
- お風呂
- 洗面所
- トイレ など
常に水があるところなので気付きにくいかもしれませんが、常に濡れているのはおかしいため、漏水を疑ったほうがよいでしょう。
シューという音がするか確認する
シューという音がする場合も、漏水の疑いがあります。
たとえば、トイレを流したあとや壁の中などからシューという音がする場合は要注意です。
とくに壁の中から音がするときは、早急に確認することをおすすめします。また、すぐに業者を呼ぶことも検討しましょう。
水が汚れていないか確認する
漏水をチェックするときは、水が汚れていないかも確認してください。
たとえば、水の色が変わっている、サビが出てくるといった場合は、水道管の経年劣化による漏水が疑われます。
また、味や臭いがおかしいときも同様です。
水自体に違和感がある場合も、漏水の可能性を疑いましょう。
漏水修理ってどんなことをしてくれるの?

では、実際の漏水修理はどのようなことをしてくれるのでしょうか?主に以下の4つを実施します。
- 漏水の調査
- 管内カメラ調査
- 部品の交換
- 漏水箇所の施工
それぞれ詳しく見ていきましょう。
漏水の調査
漏水の調査は、実際に水が漏れている箇所を見つける作業です。
業者は最初目視で水漏れ箇所を探しますが、見つからない場合は音聴棒や探知機といった専門の道具を使って調査を実施します。
また、必要であれば壁や床の一部を剥がして調べることもあります。
管内カメラ調査
管内カメラ調査は排水管にカメラを挿入し、内部の映像をみて漏水があるかどうかを確認します。
この調査のメリットは、壁や床を剥がすといった大掛かりな施工を必要としないことです。
部品の交換
漏水修理では、部品の交換を行うことがあります。
漏水の修理はすべてが大掛かりなものとは限りません。
たとえば、ゴムパッキンなどの小さいパーツの交換も漏水修理です。
さまざまなメーカーの部品をもともと用意している業者も多いので、早いとその日中には新品に交換できます。
漏水箇所の施工
漏水修理は部品交換だけではなく、水漏れ箇所をパテで塞ぐなど簡易補修をすることもあります。
しかし、経年劣化が原因の水漏れは簡易補修のみだと後々不具合が生じる可能性があるので、一般的には部品を交換することが多い傾向にあります。
漏水修理の費用相場

漏水修理にかかる費用は、数千円から6万円ほどが相場です。
たとえば、軽作業であれば数千円程度で終わりますが、大掛かりな施工が必要であれば3万円以上も想定しておいたほうがよいでしょう。
ただし、業者によって費用は異なります。また、現地で見積もりをしないとわからないといったケースもあるでしょう。
そのため、費用の詳細を知りたい場合は業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
漏水修理の依頼先は?実は修理場所によって異なる?

実は、漏水修理の依頼先は水漏れの場所によって異なります。
漏水箇所 | 依頼先 |
---|---|
道路から水道メーターまでの間 | 水道局 ※一部を除く |
水道メーターから蛇口までの間 | 修理業者 |
漏水箇所がわからない | 水道局 |
道路から水道メーターの間で漏水が起きている場合は、原則水道局が修理を行うため、業者に修理を依頼する必要はありません。
ただし、水道メーターから蛇口までの間で漏水している場合は、自ら業者へ修理を依頼します。
また、明らかに自宅内ではなく、漏水箇所がわからないときは水道局への連絡を検討しましょう。
漏水修理は自分でもできる?DIYをおすすめしない理由

漏水修理は自分でもできますが、DIYをおすすめしない理由が2つあります。
- そもそも漏水箇所が見つけられない可能性がある
- 余計な修理作業が増える可能性がある
後悔したくない人は詳細を確認してみてください。
そもそも漏水箇所が見つけられない可能性がある
自分で修理できればたしかに費用は抑えられますが、そもそも漏水箇所を見つけられない可能性があります。
明らかにわかる場合はいいですが、漏水は目に見えないところで発生していることも少なくありません。
目に見えないところであれば自分で見つけるのは難しく、自分の貴重な時間を無駄にすることもあるでしょう。
余計な修理作業が増える可能性がある
自分で修理したばかりに、余計な作業が増える可能性があります。
たとえば、分解するときに関係ないパーツを破損させると、自分で直せればいいですが、結局業者に依頼しなければならないケースもあります。
最初から業者に頼むよりも費用がかさむことも少なくありません。
余計な修理作業を増やしたくないなら、最初から業者に依頼することも検討しましょう。
漏水修理を業者に依頼するときの注意点

漏水修理を業者に依頼するときの注意点は、3つあります。
- 3~5社に相見積もりを取る
- 火災保険が適用されるか確認する
- 漏水で増額した水道料金を減らせるか確認する
以下で詳細を確認しましょう。
3~5社に相見積もりを取る
漏水修理を業者に依頼するときは、3〜5社に相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取ると、その修理にかかる費用の相場がわかります。
ここで、相場より高すぎるもしくは安すぎる業者は除外することをおすすめします。
相場よりも安すぎる業者は、ほかの形で追加料金を請求してくる可能性があるため危険です。
相場の範囲内で安い業者を選ぶとよいでしょう。
火災保険が適用されるか確認する
漏水修理は、火災保険が適用される可能性があります。
火災保険が適用されれば、費用の一部を保険金で賄えるかもしれません。
ただし、火災保険が適用されるかどうかを自分で確認するのは難しいでしょう。
修工舎では、経験豊富な専門家が火災保険適用かどうかを確認します。詳細が気になる人は、以下よりご確認ください。
漏水で増額した水道料金を減らせるか確認する
漏水で増額した水道料金は減らせる可能性があります。
たとえば、発見しにくい場所で漏水したり、市区町村が指定する水道修理業者に依頼したりした場合は、減額できるかもしれません。
ただし、地域によって違いがあるので、詳しくはお住まいの市区町村の公式サイトをチェックしてみましょう。
まとめ|漏水修理に関する悩みは修工舎へご相談ください

漏水しているかどうかは、水道料金の変化や水回りを確認することでわかる可能性があります。
ただし、目に見えない場所の場合、自分では漏水箇所を見つけることは困難です。水漏れの疑いがあるなら、速やかに業者に依頼したほうがよいでしょう。
業者に依頼するときは、相見積もりを取り、火災保険が適用できるかを事前に確認してください。
修工舎は、防水工事や修繕工事の経験が豊富な専門家が火災保険を適用できるかどうかチェックします。お気軽にお問い合わせください。
\防水工事・塗装工事・修繕工事のお悩みは株式会社修工舎へご相談ください/