外壁塗装のお金がない!対策やNG行動など徹底解説
おおよそ10年を目途に施工を行う必要がある外壁塗装ですが、施工には費用がかかります。
時期やタイミングによっては、外壁塗装にお金を使う余裕がないといった状況も起こり得るかもしれません。
その場合、別の手段を探す・費用を抑えた施工を検討するなどの対策が効果的ですが、どのような方法が良いかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
中には誤った対策をしてしまい、トラブルや問題が起こるといったケースも多々あります。
このようなことを防ぐためにも、外壁塗装のお金がない場合に効果的な対策や、してはいけないNG行動について知っておくことが大切です。
そこで今回は、外壁塗装のお金がない場合の対策方法やNG行動についてご紹介いたします。
外壁塗装にかかる費用相場
外壁塗装にかかる費用相場は、一般的な戸建て住宅でおおよそ40万円から200万円前後とされています。
必要になる費用の内訳は、大きく分けて「塗料代」「足場代」「施工費」「利益・その他」に分類できます。
施工で使用する塗料のグレードやご自宅の大きさによって金額が変動するため、施工プランによって金額に差が生じるのです。
ご自宅の坪数ごとの費用相場としては、20坪であれば40万円から90万円、30坪で60万円から100万円、40坪で80万円から130万円となります。
これらの費用はあくまで目安であるため、実際にかかる費用を詳しく知りたい場合には、外壁塗装業者に見積もり依頼することをおすすめします。
外壁塗装のお金がない場合の対策
外壁塗装のお金がなくて施工の検討が難しい方であっても、制度の利用や工夫によって費用を抑えて施工できるかもしれません。
ここでは、外壁塗装のお金がない場合の対策についてご紹介いたします。
火災保険を利用する
火災保険が適用されるのは火事だけではありません。
定められた自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合でも、制度を利用可能です。
適用される自然災害とは、台風や突風などによる風災、雹や雪による雹災・雪災などが該当します。
これらの災害によって不具合が発生してから3年以内に申請することで、保険料が支払われます。
ただし、加入している保険や、災害の発生状況によって保険料の支払額や支払可否が決まるため、事前に火災保険の内容を確認しておきましょう。
補助金や助成金を活用する
自治体によっては環境に配慮した省エネ住宅・省エネリフォームを推奨しているため、特定の条件を満たすことができれば補助金や助成金を受け取れる可能性があります。
補助金や助成金は、自治体ごとに条件や受け取れる金額が異なります。
また、自治体によってはこれらの制度を設けていないところもあるため、事前に制度の有無を確認しておきましょう。
補助金や助成金を活用するのであれば、申請書類の記入や必要書類の提出などの手間がかかります。
しかし、条件を満たして申請が通れば10万円から20万円程度の助成金・補助金を受け取ることができ、お得に施工できるのです。
自治体ごとに設けられているこの制度は、予算が決まっている点には注意が必要です。
予算がなくなった場合には、早い段階で打ち切られてしまうこともあるため、早めの申請をおすすめします。
リフォームローンを組む
現在まとまったお金がない方であっても、リフォームローンを組むことで外壁塗装を行えます。
ローンは、外壁塗装にかかる費用を長期にわたって分割して支払えるため、一括支払いよりも負担が小さくなるといったメリットがあります。
銀行や住宅ローンの借入先に相談して、分割で無理のない返済計画を組めるか調整してみましょう。
しかし、ローンの借り入れには契約前に審査が必要であったり、住宅ローンの残債が残っている場合には毎月の支払金額が増加したりすることがあります。
リフォームローンにはこのようなメリット・デメリットがあるため、慎重に検討しましょう。
相見積もりで比較検討する
外壁塗装を依頼する際、相見積もりすることで比較検討でき、費用を安く抑えることが可能です。
業者ごとに外壁塗装に対する得手不得手や、利益の割合など細かい点で違いがあります。
そのため、業者によっては他社よりも安い金額で施工を行えることがあるのです。
相見積もりの中から最も安い金額を提示した業者に依頼すれば、外壁塗装にかかる費用を抑えられるでしょう。
外壁塗装のお金がない場合のNG行動
外壁塗装のためのお金がなくて施工できない場合、絶対にしてはいけない行動があります。
そのようなNG行動をしてしまうと、さまざまなトラブルが起こるかもしれません。
ここでは、外壁塗装のお金がない場合のNG行動についてご紹介いたします。
外壁塗装を先延ばしにする
外壁塗装のお金がない場合、施工を先延ばしにしてお金が貯まってから施工を検討しようとする方がいらっしゃいます。
しかし、施工を先延ばしにすると塗装の剥がれやひび割れが発生し、外壁の亀裂や雨漏りが起こるリスクが高まるのです。
結果として、外壁塗装だけではなく補修工事も必要となり、ご自宅の資産価値の低下や補修工事費用による負担の増加といった問題が起こるかもしれません。
外壁塗装を先延ばしにすると劣化が早まるため、ご自宅を守るためにも施工を先延ばしにすることは避けましょう。
安い塗料を使う
外壁塗装に使用される塗料のグレードによって、施工に必要な費用が大きく変わります。
しかし、費用を安く抑えたいといった理由で安い塗料を使用することは避けましょう。
安い塗料の場合、初期費用は抑えられるものの、耐用年数が短く、耐久性が劣っていることが多々あります。
そのため、頻繁に塗り直しが必要となり、かえって費用がかさむ可能性があるのです。
グレードの高い塗料であれば初期費用は高くかかるものの、耐久性に優れているため、メンテナンスの頻度を減らせるといった特徴があります。
塗料の費用とグレードの両方に注目し、費用対効果に優れた塗料を採用しましょう。
外壁塗装をDIYでする
業者に依頼せずにDIYで外壁塗装をすれば費用を大幅に抑えられるでしょう。
しかし、知識や経験のない方がDIYで施工すると、誤った施工をしてしまい失敗することが起こり得ます。
また、安全対策が不十分であった場合、転落などの事故が起こる可能性も考えられるため、大変危険です。
DIYにはさまざまなリスクが潜んでいるため、費用がかかったとしても外壁塗装業者に依頼して安全・安心な施工をしましょう。
極端に安い業者に依頼する
相見積もりをした中で最も安い業者に依頼すれば費用を抑えることができますが、極端に安い業者の場合には注意が必要です。
例えば、見積書の中に必要な施工が含まれていない場合があり、施工が進んだ段階で追加契約を結ばされる可能性があります。
追加契約を多く結んだ結果、最終的に相場よりも高い金額を支払っていたことも起こり得るでしょう。
相見積もりは相場の範囲内で安い業者を見つける方法であり、極端に安い業者には何か問題があるかもしれません。
外壁塗装を依頼する際には、このような業者にも注意することをおすすめします。
修工舎は最適な工事をご提案いたします!
東京都中央区に本社を構えている修工舎は、東京都・埼玉県・千葉県・茨城県にて防水工事や塗装工事を承っております。
弊社には、住宅に関するさまざまな資格を有するスタッフが在籍しているため、お客様にご満足いただける高品質な施工の提供が可能です。
また、建物の状態だけではなく周辺環境を意識するなど、住宅全体を見渡した提案を常に行っております。
さらに、現地調査から施工、アフターサービスまで一貫して対応しているため、迅速かつお客様に寄り添った施工が可能です。
調査やお見積もりは無料で承っておりますので、外壁塗装の予算や施工内容など、さまざまなお悩みをお抱えの方は、修工舎へご相談ください。
まとめ
外壁塗装には相応の費用がかかるものの、定期的に施工しなければいけないため、費用についてお悩みを抱えている方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし、施工の先延ばしや安易な節約方法をしてしまうと、かえって問題が起こる可能性があるため注意が必要です。
外壁塗装のお金がない場合には、まずは信頼できる外壁塗装業者に相談してみることをおすすめします。
信頼できる外壁塗装業者であれば、費用を安全に抑える方法を知っているため、力になってくれるはずです。
修工舎では、このようなお客様からのご相談も承っているため、お悩みの際にはぜひご相談ください。